ラベリングの危うさ
梅雨なのに、暑いですね。
雨もすごいですね。日本ってちっちゃいけど広いんですね
皆さんご無事でしょうか。
熱中症には気を付けましょう。意識して定期的に水分を取るのももちろん大切ですが、飲み物を常に手元に置いて、無意識に手が伸びるようにしておくのがいいそうです。
それはそうと。
何かをしようとしたとき、道具があればすぐに用が済むのに、それが見つからなくて、探し回ることってありませんか?
例えばカッター(はさみならここにあるのに・・・)とか、鉛筆(ボールペンならあるけど・・・)とか。
そんなことにならないように「モノの住所を決めましょう」。
収納の中に入っているモノが見えにくいときは、ラベリングをしっかりやれば、わかりやすくて機能的!
でも。
以前、職場でこんなことがありました。
ホチキスの針を取りに行ったら、「文房具の引き出し、整理したんです。かわいいマスキングテープでラベルも貼ったんですよ。わかりやすいでしょ~」と言われたので、見ると・・・
ボールペンと、ホチキスが一つの引き出し・・・
付箋とセロハンテープ・・・
綴り紐と軍手・・・
肝心のホチキスの針はというと・・・「はさみ」と一緒でした。しかも「ホチキスの針」は、どのラベルにも書いてなかったので、結局、全部の引き出しを順々に開けてようやく見つけました。
組み合わせが独特で、ちょっと笑ってしまいましたが、「ありがとう。頑張ったね~」と言って席に戻りました。
何かを探しているとき、「ラベルに書いてある場所だけを探してたから見つからなかった」とか「まさかそこに入っているとは思わなかった」とか、そんな経験ありませんか?
ラベリングしてあると「そこにはそれ以外のものは入っていない」と無意識に思ってしまうので、不思議ですね。
ラベリングは、そこに書いてあるモノを入れるだけでなく、『それ以外のモノを入れない』ことがポイントです。これは当たり前のようですが、意外にやりがちです。
ですから、ラベリングしただけで終わらずに、『ラベルに書いてあるもの以外は入れないでね』と注意しておくといいですね。
ラベルに書いてないモノを入れたくなるのは、そのモノの収納場所が決まっていないから。まずは収納場所を決めましょう。結果的に散らかりにくくなります。
そして、ラベリングした収納の中を時々チェックすることもお忘れなく。
探し物が見つかるかもしれません。
いかがでしょう。
平和で幸せな日をお過ごしください。