大声出して笑った本
「僕の心臓は右にある」
著:大城文章(チャンス大城)
本屋さんでふらっと、いい本はあるかな?と見ていたところ、千原兄弟のお薦めとして紹介されていた本が目に入った。
しかしながら、最近めっきりテレビから遠のいている私は、この方が誰なのか存じ上げず、最近売れている芸人さんなのかな?と軽く思ったほどであった。
そして、なんでそんなにお薦めなのか気になって少し立ち読みしたところ、
待って、何これ?面白すぎる!
と思い、会計へ。
その後、車の中で読み進めるも、本当に大きな声で笑ったし、涙が出るほど面白かった。
ただし、面白い場面も多かったが、切なくなる場面も同じだけあった。
誰しもが、人生いい時も悪い時も存在し、立ち向かったり、悩んだりしながら日々を過ごしている。
私も悩むことはけっこうな頻度で発生するが、この大城さんのようなひどい仕打ちを受けるような苦痛の悩みはない。
一億人いれば一億通りの悩みがあるな、と思う。
悩み苦痛も、人によっては笑いに変えられることもあるのだと、弱いようで強い人も存在するのだと、笑いと驚きと混在する、そんな衝撃的な本に出会った2023年であった。