ジョブヨク~社会人×学生の本音でフラットな対話の場所(2022.6.18明星大学主催)
前回投稿した参加レポートに続いて第二弾です。
社会人と学生がフラットに本音で対話できる場所がジョブヨク。
順番前後しますが、昨年6月に初参加した時のレポートです!
【垣根を越えてフラットに交わる場所】
「職欲~ジョブヨク~」(以下、ジョブヨク)は、 社会人と学生が生き方や価値観について話し合う交流イベント。普段交わる機会の少ない社会人と学生が、年齢や社会的地位といった垣根を飛び越えてフラットな関係で議論をする貴重な場です。
各地で開催され回ごとにテーマも異なり、なんといっても幅広い年齢層の参加者が一堂に会するエネルギッシュな空気感が魅力です。
【社会人×学生 人間関係について語る】
今回は明星大学の学生のファシリテーションで「人間関係」をテーマに議論しました。
人間関係の問題は、学校に通っているときも社会に出てからも、常について回るもの。
より多くの人と人間関係の悩みについて話し合えるように、一つの班での議論が終わったら次のグループに移動して議論する「ワールドカフェ形式」という方法をとりながら、様々な場面での人間関係の悩みについてグループディスカッションを行いました。
最初の自己紹介で、「名前」と「所属」、「趣味」、そして「大切な友人に対するエピソード」をメンバーに伝えたらディスカッションのスタートです。
どのグループでもメンバーの抱える悩みは多種多様でした。
大学生メンバーのある人は「友達と踏み込んだ付き合いをしたいが迷惑に思われないか心配だ」、またある人は「男友達と噂にならないよう、相手を傷つけずに距離を保ちたい」など日常生活で誰もが直面しそうな葛藤が。時間を忘れて真剣に議論しました。
議論を通して、大学生が抱える悩みの根底には「自分が他者からどう思われるか」という意識が深く根差していると気づきました。社会人になっても他者目線を意識するが故の悩みはつきものですが、人生経験によって視点が広がり、他者からどう思われるかを必要以上に気にしなくなる場合が多いのではと感じました。
社会人メンバーから聞かれたのは、職場の人間関係に関する悩みです。「不機嫌さを露わにする先輩へのストレス」「仕事の方針が合わない同僚との関係構築について」など、仕事に取り組む中で避けては通れない人間関係の難しさを実感するものでした。
また同僚への接し方に対して大学生がアドバイスをくれる場面もあり、「学生」「社会人」と立場や年齢は異なっても「人」であることに変わりないなと実感しました。
そして、双方向にフラットに意見しあえる環境であることこそがジョブヨクの最大の魅力であると強く感じました。
【参加したからわかるジョブヨクの魅力】
学生時代の部活動でも社会に出て働くようになっても、とかく組織でアドバイスや気づきを与える役割は目上から目下に対して行うものとイメージされがちです。
筆者は社会人5年目ですが、会社で目上に対して「こうしたほうがいいですよ」と提案することはゼロに等しいです。
それと対照的なのがジョブヨクのグループディスカッション。相手と自分がどんなに年齢が離れていても、社会的な立場がどんなに異なっていても、互いに安心して思いや意見を伝え合うことができます。
フラットなコミュニケーションの場所を体験してみたい方はぜひ一度ジョブヨクに足を運んでみてはいかがでしょうか。