ひさびさの針仕事が気づかせてくれた、集中することの大切さを。
こんばんは。ライターあきこです。
昨日、珍しく針仕事をしました。
ニットのわきの部分に小さな穴が開いてしまったのと、
スカートの飾りボタンが取れてしまったのです。
どちらも週2回は着るお気に入り。
実は縫いものがあまり得意ではないのですが、
これは「緊急手術」をしなければと。
小3の時から使っている家庭科セットを引っ張り出してきて、
自信がない所はYouTube先生のお力を借りながら手順を頭に入れ、
(だいたいのことはYouTube先生が教えてくれますね。)
無事にお直し完了しました。
上手な方だとものの数分でできるかとは思いますが、
お恥ずかしい話20~30分くらいかかったでしょうか。
でも、ある意味大事なことに気づかされた良い時間でした。
「私めちゃくちゃ集中してたな。逆にいうと、こんなに集中したことって最近あったっけ?」と、ふと思ったんですよね。
ニットに空いた穴を縫い合わせ、スカートに縦一列に並んだボタンを
定位置につけるというただそれだけのことですが、
ボタンをつける位置が曲がっていないか、縫い目は表に出ていないか、
見栄えがわるくないか、など色々考えながら作業をしていたら、
(特に苦手なことだというのもありますが)あっという間に時間がたっていたからです。
他の事を考える暇もないほどに。
普段はというと、
何かをしているときについ別の事を始めたり考えたりしてしまいがち。
例えば、パソコンを開いてnoteに投稿する記事を書こうと思っても、
ついついスマホ片手に関係ないライブ動画を見始めてしまい、
ふと来週の予定のことなんか考えだしたりして、
結局記事かくのやーめた、なんてことがよくあります。
そんなとき、全ての時間の使い方が中途半端だったように
思えて、ちょっとした後悔を覚えたりもします。
しかし今回、苦手な針仕事だからこそ、とことん集中してやってみたことで、
時間はかかったけれど不思議な達成感がありました。
「あ、私やったよ!できたよ!」というような。
便利なものがたくさんあって、マルチタスクがいくらでも可能になってしまう日常だからこそ、1つのことを考えて過ごすことが難しくなっているのかも。
何かに集中する時間を大事にしたいな。
そんな風に実感したのでした。