幸せのレベル
人は、みんな、一生懸命、生きてるんです。
世の中には、いろんな人がいるんだけど、
「人は、みんな、一生懸命、生きてるんです」って。
わかりますか?
運動会のかけっこで、足の遅い子は最下位になるんだけど、「がんばってない」んじゃない。
がんばって、一生懸命走っても最下位なんです。
パチンコばっかりやってる人、そういう人はパチンコ好きで生まれちゃってるんです。
歌が好きで生まれちゃってる人もいる。
その人たちも、一生懸命、生きてる。
どんな人も、一生懸命、生きてる。
そうやって決めておくと、不思議と、どの人間も愛らしく見えてきます。
なにも、私は「嫌なことをする人がいてもガマンしなさい」とか、いってるんじゃないんです。
「みんな、一生懸命なんだ」って自分のなかで決めちゃうと、同じ人間でもちょっと違って見えてくるんだ、っていってるんです。
「私、しあわせじゃない」っていう人は、しあわせのレベルが高いんです。
たとえば、奥さんが一生懸命レンジでチンしたご飯を出してるところ、旦那が
「ちゃんと料理を作らないでナマケてる」って思った瞬間、バトルがはじまります。
だから、自分のなかのしあわせレベルをちょっとさげればいいんです。
「毎日、ご飯が食べられてありがたい」とか。
そうやって、小さいことに感謝してると、毎日しあわせですよ。
人って、感謝しようと思えば、いくらでも感謝できるんです。
人が心満たされないのは、「誰かが自分のためになにかをしてくれたらいい」と思ってる。
ただ待ってたって、なにもはじまらないです。
しあわせって、待ってるものじゃないんです。
しあわせというのは、自分でなる、ものなんです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
皆様に感謝してます。
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