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恋とは似て非なるもの

Netflixの「韓国ドラマな恋がしたい」にハマっていた。日本のAbemaのシリーズも見ていたから好きなシリーズではあるんだけど、今回の「韓ドラ恋」はとにかくドラマの主題歌が良かった!ご覧になった方はきっとわかってくれると思うけど、アイナ・ジ・エンドさんの『華奢な心』、もー猛烈に良かったと思う!

ドラマの中の絶妙なシーンで流れるこの主題歌。回を重ねるごとに、あー、いいなぁ。やっぱりいいなぁ、と思わせてくれた。ネタバレってほどじゃないと思うけど、このシリーズの特徴は、恋愛ドラマのキスシーンで本当に恋に落ちるのか?を追っています。なので、仕事とプライベートが交差しまくるんですよね。冷静に考えると、いやいや、それ仕事なんだから、やり切らなきゃダメやん!とか思ったりもするんだけど、仕事としてパシっと割り切ったら、シリーズとしての面白さに欠けるし。若さ特有の割り切れない気持ちや感情の揺らぎが、このシリーズの真骨頂だと思う。

そんな「韓ドラ恋」の最高潮な場面で、『華奢な心』が、もう沁みる沁みる。そもそも私は、アイナ・ジ・エンドさん信者ではない。存在は存じ上げていたけど、グループの活動の時も、ソロで歌番組で歌ってるのも見たけど正直ピンと来なかった。そんな私が、どどハマりしている。

先ほど話した通り、ドラマの出演者たちは、仕事と恋に大いに揺れる。その不安定でおぼつかない心も、普段は隠している感情が隠しきれずに出てくる場面にも、とにかく彼女の歌がマッチして仕方ない。

ドラマを見終わって、改めて『華奢な心』を検索すると、なんと作詞作曲もアイナ・ジ・エンドさんだった。もう感服である。えー、この方、歌やパフォーマンスの技術だけじゃなく、ご自身の声の特性や、それを最大限に生かす方法も、ドラマの趣旨を確実に捉える賢さまで持ってるの!?と驚いた。あー、本当にすごい。


そして、この歌を通して気がついたのは、恋はやっぱり、愛とは違うということ。恋って、もう本当に繊細でか弱くって心許ないよね。そのバランス取れない感じを楽しめる人もいると思うけど、駆け引きとか作戦とか、そういうものがないと繋がれない、気がつけない気持ちは恋なんだよね。恋から愛になるパターンもあるなんて思っていたけど、愛は最初から愛なのではないか?と思っている。愛が欲しいのに、恋の後ろ髪ばっかり探していたら、愛には全然出会えない気がしている。どうだろうか?


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