鑑賞「浮遊」創刊号
「浮遊」創刊号
俳都よりようやく拝受(^人^)
「浮遊」ご創刊おめでとうございます
惠月さんの題字・古井フラさんの装画が
とても素敵♪
寄贈であれ購入であれ、ご恵送いただく形は
さまざま。 過ぎるのも驚くが、なかなかに
荒んだ日々を過ごしているからか、ふとした
心遣いにはじ~んとしてしまう。
「浮遊」もそんな1冊だった。
目次を掲げる。
参加の7名が、それぞれの形で言の葉と
格闘し、それぞれの形で言の葉を紡いで
おられる。
句友の楊明枳さん、ここでは漢詩もご披露。
漢詩は初披露となられるらしい。これから
じっくり拝読します。
柊木快維さんは短歌も詠んでいらっしやる。
鈴谷さんや草笛さんの短歌や古井フラさんの詩も楽しめる。
発起人の近藤幽慶さんは、俳句・和歌・詩、そして人物評と多岐にご活躍。
俳句見習の私は印象に残った句をあげたい。
近藤幽慶
若水の星の名残を汲みにけり
終着も執着もあり星涼し
坂本梨帆
小春日や雁字搦めにならないで
初花を生きる理由としておいた
柊木快維
紫陽花は天使の主食なのでしょう
春の駅に主語の大きな人といる
楊明枳
浮かれては遊ばん詩家の花かがり
積まれたる岩に子鴉石を積む
彼らの倍以上生きている者としては、
こうした詩歌…短詩文化を楽しめる環境が、長く永く続くことを祈り応援していきたい。
時間が出来たら、明枳さんの漢詩もゆっくり
鑑賞したい。ここに追記出来れば嬉しい。