NPO法人の設立登記作業を経て、やはり民間のカイゼンを見習わなければと思った
割引あり
NPO法人「越境先生」を立ち上げるにあたり、設立登記作業を一通り経験しました。その過程で気づいたのは、日本の行政手続きの効率の悪さと、それに対する民間の圧倒的な「カイゼン」の速さです。
NPO法人設立手続きの現実:心が折れるプロセス
NPO法人を作るには、市役所で認証を受け、その後法務局で登記をします。この流れだけ聞くとシンプルそうですが、実態はまるで迷路。
市役所での認証手続きでは、書類をPDFで送付するだけでは終わりません。「ここが違います」「あそこが漏れています」という訂正の電話が何度もかかってきて、修正したPDFを再送するラリーが始まります。これ、Google Docsのような共同編集ツールとチャットを使えば一発で終わるよなーと思いつつ。でもそれが導入されていない。電話とメールが未だに主流で、これはなんだ。。。と苦い思いをしました。
そして、法務局。ここでは登記のための専用ソフトを使用する必要があるのですが、MacOSは非対応。おまけにソフトそのものが不親切設計で、ヘルプを読んでも分からないところは多く。。。その煩雑さゆえ相談窓口を法務局で用意してくれているのですが、その予約は電話でいくらかけてもつながりません。「スタートアップ元年!」と政策を掲げていましたが、起業を難しくしている現実がここにありました。これでは「起業家を増やしたい」どころか、逆に作用するように思います。
民間のカイゼン速度:手間を削る圧倒的スピード
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