見出し画像

教師と資金調達と経営資源集め

こんにちは!越境先生の前田です!

最近NPO法人の作業を進めており、皆様のおかげでクラウドファンディングも無事目標金額を達成しました。

資金はもちろん事を成すために必要な原資となります。

資金を得る行為は学校の先生には無関係です。
と、見せて実はそんなことありません。

今回は、「学校って企画を進める為のお金ないよなぁ〜」と悩まれている先生向けにお金を含む資源の集め方のTipsを共有します。

資金を含む「資源」を得ることの大事さと学校内での資金の集め方をご紹介します。

なんでお金を集めることが大事なのか

なぜ学校でお金を集めることが大事なのか、それはズバリ使うためです。当然すぎますわな笑
も少しいうと「言い訳しないため」です。突然飛んだ。

要は「お金がない」という言葉を免罪符のように使ってしまっている場面はないでしょうか。という話です。
当の私はというと、教員時代には「お金がない」という理由を多用していました。
だから言い訳にお金の理由を使っちゃわないようにするためにまずは資金を集める能力を身につけることが大事です。

そうは言っても学校はお金ないもの

そういう声が聞こえてきそうです。
現に学校はお金がありません。
しかし全くないわけではなく、相当な予算が毎年学校運営で使われています。
その年間予算のうち、何パーセントを使わせてもらえるようになるか、ここが大事です。
また、自治体によっては教育委員会からの予算とは別枠の予算が付いていたりします。ここも重要。
さらにさらに、学校などの教育機関向けの助成金を実施している団体が実はいくつもあります。


情報と行動が足りていない

学校には様々お金を工面する方法が実はあるのにそれが履行されないのはなぜか。それは大きく2つ、「情報」と「行動」が足りていないからです。

情報

まず、予算とはなんなのか、学校が使える財源とはなんなのか、それを使うためにはどのような手続きをしたら良いのか。
この辺りの情報が基本的に足りていません。管理職の先生ですら知らない場合があります。サラリーマンや行政職員であれば、この辺りのテーマと向き合う専門家もいるでしょう。しかし学校の先生は専門職なので、相対的にこのあたりの情報に疎いというのは無理のないことではあります。しかし、この記事を読んだからには「とりあえずどっかにお金はあるんだな」というのはご理解いただけたかと思います。

行動

次に足りていないのは行動です。こういうテーマの記事をわざわざここまで読んでいるあなたは多分めっちゃ行動派だと思います。なので大丈夫たぶん。
行動とは情報をとりに行くための行動もそうです。
あとは校内の予算を少し多めにとりたい、とかなら敢えて教科の主任に立候補する必要があります。中学だったら教科で相談になる思うので積極的に手を上げましょう。教科の主任になれば、いったん教科に関する予算だての裁量が与えられます。年度の頭の作業なのでみなさん面倒くさがるのですがこの予算だてはしっかりやった方がいいです。
予算をしっかり立ててやりたいことに当てがうべき資金の計画をきちんと出しておきます。私は教科主任をして予算を優先度別にA~Cの3段階に分けて提出していました。(事務の先生からそのように指示があったため)その時にできれば欲しいものレベルまで細かに理由を記載して予算立てしていたので色々買ってもらえました。また「これは今年は買えないですよ」と言われた単焦点プロジェクタについても年度途中に「そういえば前田さん期初にああいうの欲しいって言ってなかった?」と思い出してもらい、企業からの寄付を受けた際に購入していただけるに至りました。もうめちゃくちゃ授業で使用させてもらいましたし、行事でも大活躍でした。あの時の寄付いただけたスキーム、もう少しよく聞いておけばよかったなぁ。

他の資金についても同様で、動いてみると意外にコトが動いたりします。「学校にはお金がない」はもしかすると事実だけど、その思い込みを自分たちで強めている場合があるのかもしれません。

さて、具体の資金調達方法をいくつかご紹介しますね。

資金の調達方法あれこれ

ここから先は

1,094字

スタンダードプラン

¥500 / 月
初月無料 あと90人募集中
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?