京都の地に息づく学問の神様 菅大臣神社
学問の神様として崇敬される菅原道真公ゆかりの聖地です。
菅公聖蹟二十五拝の一つに数えられ、
道真公が詠んだ
「東風吹かばにほひおこせよ梅の花 主なしとて春なわすれそ」
の「飛梅」の地としても知られています。
道真公は、優れた学識と才能を持ちながら、
藤原氏との権力闘争に敗れ、九州太宰府へ左遷されました。
その無念さは深く、京の都には怨霊となって現れ、
数々の異変を引き起こしたと伝えられています。
恐怖した藤原氏は道真公の霊を鎮めようと、神として崇め、
その霊験あらたかな力が各地に広がっていきました。
菅大臣神社には、
道真公の生誕の地とされる「天満宮誕浴の井」や、
飛梅伝説にゆかりの深い場所など、
歴史的な見どころが数多く残されています。
学業成就や、人生の転機を迎えた際に訪れる人々で賑わう神社は
今もなお人々の心のよりどころとなっています。