コロナ×Instagram 自粛生活に飽きた先にある3つのコンテンツ多様化
外出自粛が続くなか、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
僕は連日のZOOM会議・ZOOM飲み会・ZOOMカフェ会などZOOM三昧です。Netflixやアマゾンプライムでコンテンツ鑑賞をする時間も増えました。世の中のみなさんの生活が大きく変わったなか、Instagramに溢れるコンテンツも変わってきていますよね。
Instagramに溢れるコンテンツのざっくりとした流れは以下だと思います。
・#おうち時間 #オンラインレッスン #読書 といったコンテンツが好まれる
・◯◯チャレンジや◯◯バトンという企画に多くのユーザーが参加している
・外出先で撮影した投稿も自粛している
・飲食店のテイクアウト情報がシェアされる
おうちで楽しめることを発信・シェアをして繋がる、そんな流れです。
今後は、さらにおうちで見るコンテンツが多様化すると思います。
おうちでの料理や運動・読書など、たしかに楽しめますが、
Instagramでみるコンテンツとしてはそろそろ飽きてしまう方もいそうです。
しかし、クリエイターはこの自粛期間中にユーザーを楽しませるために、さまざまなコンテンツを発信するでしょう。
そんなヒントを、Instagram内で3つ発見したので書いていきます。
ゆっくり楽しむ濃いコンテンツ
The New York Public Library の公式アカウントでは、ストーリズ上で読んで楽しめるInstagram小説を打ち出しました。
オープンムービーから、見出し、文章まで
動画を組み合わせた電子書籍といったイメージです。
おうちで過ごす時間が長くなっているなかで、コンテンツもゆっくり楽しめるものが好まれてきています。
外出の思い出をシェア
外出をしていたあの頃の、外での思い出をシェアする傾向も増えてきています。
思い出をシェアしよう♪ というアカウントでは、ユーザーの旅の思い出写真をシェアしており、言葉では表現できない外の素晴らしさや旅行の楽しさを写真で思い出すことができます。
あらためて外で過ごす価値を実感したり、事態が収束したあとに行ってみたい場所などを想像することも、今後は多くなりそうですね。
リアルエンターテイメントのインスタ化
最近、普段はクラブなどで行われるブレイクダンスの大会が、インスタ上で開催されています。
日本のbboyチーム GOOD FOOT CREW のインスタアカウントでは、ソロでダンスを見せ合い戦う 1 on 1 バトル をインスタで開催しています。
通常のバトルでは、予選を行い審査員が直接見てベスト8を決めます。
出場者は、特定のハッシュタグとアカウントのタグ付けを行いインスタで自身のダンス動画を投稿することでエントリー完了。
審査員が、エントリー者の中からオンライン上でベスト8を決めています。
ベスト8からのトーナメントでは、ダンサーは各バトル毎に動画を撮影し、インスタのフィード投稿に対戦する2人の動画がアップされ、審査員がオンラインで勝敗を決めます。
リアルのバトルをオンライン仕様に工夫して切り替え、成立させています。
とても新鮮。
SNSの仕様を利用して、リアルイベントをオンラインに切り替えて開催することは、リアルでは絶対に見られることのない人達へも自分たちの文化・イベント・パフォーマンスを見てもらうことが出来る画期的なことです。
インスタはコンテンツを溜めることができるので、プラットフォームはインスタにして、Twitterで話題や拡散をつくる。
各SNSをうまく利用すれば、さまざまなアイデアが実現可能になると思います。