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家づくりを提案依頼する3つのコツ
ハウスメーカーや工務店に、注文住宅の提案依頼をする際には、以下三つのコツがあります。
①「家」の要素を理解する
②おおまかでよいので要素を網羅的に検討する
③提案依頼をつくりこみ過ぎない
それでは1つずつ解説します。
①「家」がもつ要素を理解する
家を構成する要素は大まかに、
・構造
・機能
・間取り
・インテリア
・エクステリア
・外構
に分けられます。
最初は間取りやインテリアに集中してしまいがちですが、いったん落ち着いて、俯瞰的に見てみることが、最初のステップです。見積もり項目の参考例などもwebで探してみると良いかと思います。
②ラフでよいので要素を網羅的に検討する
各要素について、じぶんが気になるポイントは軽くwebリサーチしておきます。たとえば、、
・構造
→コンクリと木造の違いは?
・機能
→断熱気密の基準値は?
・間取り
→吹き抜け、天窓、壁掛テレビのデメリットは許容できる範囲?
・インテリア
→きれいにまとめる色彩配合の法則は?
・エクステリア
→よごれが目立たない仕様と色は? EV充電器や外照明は必要か?
・外構
→フェンスの高さはどれ位がベスト? 人工芝のメリデメは?
などなど、、色々ありますが、ざっくりどんなことを決めていかなければいけないのかを知るのが目的です。
契約時から着工までの間に、おおきく金額がブレてしまう理由の一つは、上記の要素単位で変更・抜け漏れがある場合が多いです。
外構やエクステリアについて何も考えてなかったが、後で実現したい要件が出てきた、、など、、
すべての項目において、精緻に事前検討する必要はないですが、要素を理解しておくことは大事です。提案金額をもらうまでの打ち合わせにおいて、検討項目の漏れを防ぐことができます。
そうすれば、あとで大きな変更や追加のリスクをある程度回避でき、変更金額をなるべくおさえることに役立ちます。
③提案依頼をつくりこみ過ぎない
初回の提案依頼は、ある程度ラフに依頼することがおすすめです。
詳細要件まで詰めた提案依頼をすると、プロの意見や、メーカー・工務店の個性が反映されずらくなってしまいます。
提案依頼をしたということは、そのメーカーや工務店に共感するところがあったということです。ですので、発注先と自分たちとコラボして家を設計する、というスタンスだとよいものが作れます。
そのためには、詳細要件は事前に作ったとしても、一旦手元においておきます。最初はラフに要件をだして、先方に「個性を発揮する余白」を作っておくとよいでしょう。
そのようにした結果、私自身のケースでも、自分たちでは気づかない発見や、期待を上回る提案を受け取ることができました。
参考までに、私がいくつかのハウスメーカーに最初の提案依頼をした際の要件項目です。
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まとめ
まずは全体像を把握しておくことが大切です。
加えて、提案の丸投げや、ガチガチな要求依頼ではなく、ハウスメーカー・工務店との協業、というスタンスでこちらも家づくりの勉強を進めながらプランニングをすすめていくと、良いものができるはずです。