投球動作を見る上で意識している事
こんにちは。のろです。
今回は投球動作を見る上で必要な目についてお話ししたいと思います。
私は、普段病院で勤務しながら、高校野球部のトレーナー活動をやっております。
現在は、コロナウイルスの影響で外出自粛しているので、外での活動はあまりできていませんが、LINEやTwitterなどでのオンラインフォーム指導などもちょこちょこやらせていただいています。
監督、コーチやトレーナーの方も選手にフォーム指導する機会が多いと思いますが、どのように指導されているでしょうか?
今回僕が教える際に意識している事を一つお話ししたいと思います。
・経験則で語らない事
結構フォーム指導するときにやっちゃいますよね。(笑)
僕もよくやってました。
確かにプロ野球選手が経験則で話したら説得力あるので聞くけど、大した結果も残していない指導者に経験則で指導されたところであまり説得力ないですよね。
「こここうしたら、いい球行くよ。」「もっと肘あげてみたら?」とか。
先に言っておきますが、フォームを言葉で変える事は難しいです。感覚の良い人なら変わる場合もあります。
投球動作は歩く事や走る事と一緒で無意識レベルで脳が指令を出しています。
無意識レベルの反射を言葉で変える事は、赤ちゃんに「はい。走ろう」っていうのと同じくらい厳しいです。
僕は「投球の流れを見ること」を意識しています。
川のような流れるフォームになっているか?
流れをせき止める岩はないか?
病院でも患者さんの動作を見て評価することが結構あります。
立つ動作や歩く動作、この延長線上に投球動作があります。
肘下がりや手投げは「結果」です。
「結果」に対してアプローチしてもまた元に戻るか、さらに肩や肘にストレスをかけます。
大切なのは、「原因」に対してアプローチすることです。
その引き出しを増やすことで、多くの選手を救うことができると思っています。
僕のTwitterでは、毎日野球選手のために考えた動画を配信しておりますので、ぜひ見てみてください(@akihiro_1988)。
また、今外出自粛のためこの時間を利用してフォームを治したいという方がいれば、オンラインでのフォーム指導(バッティングなどもOK)もやってますので、Twitterからダイレクトメッセージしてください。
それではまた!!!