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診断士試験二次試験について思うこと
一次試験みなさまお疲れさまでした。過去最高の受験者数ということで、診断士の人気が高まっていることをヒシヒシと感じます。
一方で、診断士試験について思うこともあるので、noteで簡単に吐き出してしまおうと思ってみました。
自分の二次試験体験
色々なところで、言っているので今更どうということはないのですが、私自身は二次試験の勉強は1日だけしかやっていません。受験校にも言っていませんし、スタディングのような動画も見ていません。
明後日テストだから、一応テキスト買ってきて明日読むかという今考えるとふざけた取り組み具合でした。
言い訳として、勉強をやっていなかったのは、結婚して、子どもができたばかりで生活が変わりすぎて、それどころではなかったというのが理由です。新婚生活はやっぱり楽しいですしね。
そもそも二次試験だけでなく、一次試験も2年目で通りましたが、2年目は中小企業政策だけやっただけで、記念受験のつもりだったのが、通っちゃったというぐらいなので、2次試験もそんなに積極的ではなかったですし。
ですので、二次試験自体の難しさがわからないというのが正直なところです。合格点が241点(55点、85点、55点、46点)の人間が偉そうに言うことではないのですが。
二次試験の勉強もしないで通ったので、実は診断士試験に対しての思いは他の人よりも絶対的に軽いです。必死で通ったという認識がないので。
そんな人間ですが、診断士資格についてはとんでもない価値を感じてるのがややこしいところです。
診断士を取ってからの二次試験で思うこと
二次試験の内容をプロコンで10年以上やってきた今の自分が見て思うのは二次試験はとても簡単だなというのが本音です。
というのも、答えが書いてあるからです。
プロコンとしての経験で、文章で書きたいことがイメージできるというのもありますが、サラッと読んで、ここを書けばいいんだなというのは分かっちゃいます。
診断士試験は採点しないといけないので、基準はありますし、書いていないことを思いつきで書いても点数にするわけにはいきません。採点について聞かれたときにある程度答えられるようにはしてるでしょうしね。
受験校に行ったこともないですし、不揃いなども読んだことがないので、どういう教え方をしているのかもわからないのですが、基本的には聞かれていることを応えるという『国語』の能力があれば通れるはずです。
働いたこともない大学生が通っていますしね。最近は一般企業で働いたことがない弁護士さんも山ほど通っています。
プロコンの現場では与件なんて存在しないので、自ら掘り起こさないといけないし、掘り方を間違えたら答えが存在しないことだってあります。ポイントが必ず書いてある二次試験は優しいです。
二次試験は良くできている
とは言っても二次試験は良くできていると思います。2次試験に合格する上では最低でも以下の3つが必要になりますし。
1.素直に問題文を読み、ポイントを見つける能力
2.長い文章を読んで企業の全体像を把握・理解する能力
3.相手にわかるように簡潔に文章を書く能力
二次試験に通ったところで、そのままで企業支援は絶対できませんけど、経営コンサルとなる上で、必要となる基礎力の有無は判断できるように思います。
診断士試験の十年選手もいらっしゃるとは聞くんですけど、なぜ大学生・弁護士が合格して、企業でバリバリ働いている人が合格しないかというところを考えてみては? と思います。