富山旅行1(高岡市)(中小企業診断士目線)
観光スケジュール
2024年 海の日を含んだ三連休
7月13日 大阪→高岡→富山
7月14日 富山→黒部ダム
7月15日 富山市内観光
富山はいいところが多すぎて、長くなりすぎるので、2回に分けて投稿します。
行った理由
子供の夏休み旅行の代わり(夏休みは時間がなかったので)
よかったところ
瑞龍寺(高岡市)
予備知識もなく、新高岡で降りてからいくところを調べていた中で、新高岡駅と高岡駅の間にある寺で、国宝ということで拝観しました。
シンメトリーの非常に美しいお寺で、国内でもトップクラスに絵になるお寺だと思います。
ガイドさんから声をかけて頂き、とても楽しく回ることができました。
観光客も多くないので、落ち着いて回れますし、写真も撮りやすいです。
山ほど外国人がいてもおかしくないと思いますが、まだそこまで知られていない感じですかね。
路面電車(高岡市)
路面電車は乗るだけで楽しいです。立川志の輔の語りで停車駅を紹介してくれるなんて言うのはそれだけでワクワクします。
電車に載らなくても、ドラえもんの路面電車とかに出会えることもあり、子供と一緒に喜びました。
藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー(高岡市)
高岡市は藤子・F・不二雄が生まれた町ということで、記念館があります。
展示内容のボリューム自体はあまりなくて、こじんまりしています。
ただ、入口のどこでもドアだけで満足しちゃうのがすごくいいところ。
ドラえもんの像と一緒に写真を撮れるのもやっぱりうれしいですよね。
もったいないところ
外国人観光客の宿泊の少なさ
もったいないのはやっぱり外国人の宿泊が少ないところですね。
コンテンツは抜群だと思います。ドラえもんもお寿司屋もキラーコンテンツです。瑞龍寺も素晴らしいと思います。
時間がなくて行けなかったですが、雨晴海岸や勝興寺なんかもすごく魅力的ですし、もう一度高岡市には行ってみたいと思いました。
ただ、知られていないんでしょうね。正直、私も富山(黒部ダム)に行くついでという感じでしたから。
高岡市はビジネスホテルが中心だというのも一つの理由かもしれません。
地方部における国籍・地域別にみた道県別外国人延べ宿泊者数(2023 年)
夜と早朝のアピール不足
宿泊をターゲットにするためには夜と早朝のネタが一番有効なのですが、あまり、夜と早朝のネタのアピールは見つからなかったです。
観光協会さんのHPを見ても、宿泊自体を意識していないですし、夜・朝のアピールはわからなかったです。
近隣市との連携
氷見市・射水市・富山市が近くて、アクセスもいいのが、アピールの障害になってるかもしれないですね。
それぞれが個別でアピールするとどうしても富山市が圧倒的に強くなってしまいますし。
中小企業診断士と・・・
「中小企業診断士」と「高岡市」で検索するとユーテック株式会社というのが出てきます。診断士が勤務しているようなんですが、情報はほとんど出てこないですね。
他の診断士のサイトも全然情報がないので、足りていないのかも?と思ったりはします。
高岡市との競合先
高岡市は富山市からすぐだというのもあって、宿泊は狙いにくいでしょうね。高岡市観光協会のHPを見ても宿泊はサービス終了となっています。
ビジネスホテルは多数あるんですけど、周辺に工場も多いので、観光にそこまで頼る必要がないのかもしれません。
自分ならどう提案するか
コンテンツがあるので、来てもらえれば満足するんですよね。
ただ、一番じゃないとみんな気づかないですし、来ないです。高岡市は2番手・3番手が多いポジションになっている気がします。人口も富山県で2番ですし。
ドラえもんに関しても、現状ではどうしても川崎市の次ですし。大仏も奈良・鎌倉の次になっています。
食べ物も氷見の方が知名度は高いと個人的には思います。(寒ブリ・うどんの知名度は強いですよね)
銅器が圧倒的なシェアということであれば、銅でドラえもんの道具を作らせてもらって町中に展示するのが面白いと思います。ライセンスの問題はありますが、境港のような展開ができれば最高だとは思います。
路面電車の最寄り駅から記念館までに、タケコプター、スモールライト、空気砲とか地元の銅器で作ったものがあったらすごく盛り上がります。
あとは夜と朝のアピールですよね。瑞龍寺のライトアップと雨晴海岸の早朝イベントでしょうね。すでにされている朝ヨガやサーフィンは凄く絵になる気がします。
まぁ、そこまで経済的にも集客に困っていない気もするので、実行に移すのは難しいでしょうけど。
全体的に真面目な街で、面白くない・目立たないので、アピールがほとんど届いていないのが一番の改善点な気がします。
ちょっとはじけた方がいいのかもしれません。
続きの記事もできました。