#過去日記 恩師(2016/12/24)
高校時代、3年間担任だった恩師。
タバコとこち亀と長嶋茂雄さんが好きだった先生。
『全力投球』っていつも黒板に大きく書いていた
スパスパ毎日三箱くらいタバコ吸っていて、みんなに体壊すよと言われてでもでっかい灰皿はいつも山盛りで、でもバトミントン部の顧問としてアクティブで
他の先生と車に乗っていたら何度か職質されたりとか納得できる風貌で
いつも厳しくて柄も悪くて口もよくはなくて、でも慕われていた、
すごく、優しい先生。
先生。ううん、秀。
やっぱり、早いよ。
まだ、生きていてほしかったよ。
先生がだれかに話していた言葉。
先生が呼ぶ誰かの名前。
『金ちゃん!』『ちえ!』『玉!』『かよー』『・・・!』『・・・!』
掃除しながら嬉しそうにわたしに言ってくれた言葉。
大学受験の時に切り出してくれた話。
授業で覚えたことわざ。
It is no use crying over spilt milk.
たくさん覚えてる。
たくさん覚えてる。
出来のいい生徒ではなかったけれど、先生の生徒でよかった。
先生が担任でよかった。
終わった後のお通夜にもかかわらず、先生に合わせてくださった奥様とご親族に感謝します。
見慣れた顔の写真。言葉が出て来そうな口元。一緒に納められたジャイアンツのキャップ。そして、一箱のタバコ。ちゃんと持って行くんだねって話しかけた。
ゆっくり休んでください。
ゆっくり。
でもやっぱりまだ早いよなぁって、
もうしばらくだけ思ったり言ったりは、するけどね。
いいよね。そのくらい。