みちくさの達人@akigawa-valley,Tokyo🇯🇵

「みちくさの達人」と称して、環境教育系番組等の監修・出演など各種メディアで発信中。大地…

みちくさの達人@akigawa-valley,Tokyo🇯🇵

「みちくさの達人」と称して、環境教育系番組等の監修・出演など各種メディアで発信中。大地といきものの不思議、多様性について五感で感じて楽しく学ぶ探究型自然体験学習を提供している。東京山側にて、毎日みちくさとリバークリーンナップ活動を実践中。 元環境省自然保護官(レンジャー)

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最近の記事

My starting point(私の原点) = Akigawa River Cleanup

私の原点=秋川リバークリーンナップ秋川リバークリーンナップは、私の活動の原点であり、未来に向けた新しい価値観を育む場です。単に川をきれいにすることが目的ではなく、私たちの暮らしや社会のあり方を深く問い直し、未来に必要な「常識」を再考する機会を提供しています。 現代の常識は未来の非常識 今日、私たちが当たり前だと思っているライフスタイルも、50年後の人々から見れば非常識だと映るはずです。過去の社会システムや行為を振り返ると、同じようにその不合理さを感じることがあります。しか

    • 径を極限に拡げてからのピンホール戦略

      • Borderlessな世界を創る

        Borderなんてものは、どこにも存在しないことに気が付ける平和な社会を創るための手段=秋川リバークリーンナップとするための第一歩

        • Done is better than perfect (ジブン株式会社ビジネススクール②)

          な何を書くべきかまるでまとまりませんが、そうやってぐずぐずしているうちに三日坊主になってしまうので、取り敢えず書き始めます。 下手に知識や経験や資格を重ねてしまうと、 プライドが出来てしまう。 それを満足させるには失敗するかも知れないことに手を出さない。 失敗しないようにある程度準備をしてから、形を作ってからでないと、スタート出来ない、しない。 このループが続くうちに、新しい力にどんどん追い抜かれていく。新たな挑戦をすれば、絶対に全てが上手くいくわけがなく、失敗からのフィー

        My starting point(私の原点) = Akigawa River Cleanup

        マガジン

        • みちくさの達人の桜茶話
          4本
        • 木育サミットin新木場
          1本

        記事

          みちくさの達人的「弱者の戦略」(ジブン株式会社ビジネススクール①)

          日本中が惑わされた台風10号が去った秋川渓谷のとある沢沿いをフィールド調査しました。 夏に遊びに来た人はビックリするくらいに、大きく姿を変えました!! こんなによく知る環境が、これ程短期間に変化するのだから、自分の得意な分野や、よく知るフィールドであっても、絶えず自ら足を運んでみちくさしておかないと、その知識や情報はあっという間に使い物にならなくなることを実感した瞬間。 普段と異なる視点と絶えず継続する視点の両輪で物事を見ていきます。 常に弱者としての認識を持ち、泥臭くフ

          みちくさの達人的「弱者の戦略」(ジブン株式会社ビジネススクール①)

          毎年夏(8月上旬)に思うこと=私たちが自然体験を通して為すべきこと

          日々意識していること自然の中で探究学習を提供してから早くも十五年が経ちました。 事前の期待値が高い子にはそれ以上を、イヤイヤ連れてこられたような子には自然は恐ろしいものではなく楽しいもの、でも畏怖すべきものということを最低限認識してもらえるように心がけています。 正直に言うと、子どもたちは最低限の安全管理が出来れば、特に私が伝えることはないと思っています。それよりも保護者のマインドに訴えかけて、共感してもらえる=秋以降も繰り返し来ていただけるように意識しています。 これはも

          ¥0〜
          割引あり

          毎年夏(8月上旬)に思うこと=私たちが自然体験を通して為すべきこと

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          ジピちゃん(ChatGPT)との雑談から示す、みちくさの達人の地震への認識

          東西で連日大きな地震が起こりました。 とても不安な夜を迎えている方もいらっしゃると思います。 しかし、どんな専門家の先生も予想しか出来ません。我々は備えて、乗り越えるだけですね。 かつて、先人たちがしたよりも、より多くの備えが出来るだけの情報を得られるのですから、生殺与奪の権は他人任せには出来ませんよね。 以下、ジピちゃん(ChatGPT)との雑談を通して、私の地震に対する認識をご紹介します。 ●みちくさの達人 地震をみんなが心配する気持ちはわかりますが、特に我々日本人は

          ジピちゃん(ChatGPT)との雑談から示す、みちくさの達人の地震への認識

          【昆虫はエンターテイメントだ!】

          子供たちは集中力がない!? よくこんな声を聞きます。 「他人の話を聞かない、聞けない」、 「すぐに疲れたと行動を止めてしまう」、 「落ち着きがなく、勉強・食事などに集中出来ない」 等々、枚挙に暇がありませんが、これは成長過程の一部と考えられ、多くの刺激を受けて成長すべき子供たちが、他のことに気を取られず、一つのことにしか集中出来ないような、刺激の少ない環境に身を置くことの方が大きな弊害をもたらすのではないかと思います。 例えば夏休みに空調の効きすぎた静かな部屋の中で筆記や読解

          【昆虫はエンターテイメントだ!】

          ジブン株式会社RADIO企画の収録日

          東京山側でリバークリーンナップと探究学習スクール活動をしている「みちくさの達人」サクちゃんです。 今日は木下斉さんの有料コンテンツ繋がりで、ジブン株式会社マガジンを発信している仲間たちと対談をして有料配信していきましょう!!という企画の収録日です。 まだよく分かっていないジブン株式会社経営対談やります!!と手を挙げたものの、他の熱心な方々に比べて、毎日note配信しているわけではなく、ジブン株式会社という定義自体も正直言ってよく分かっておりません。 しかし、2年前からフリー

          ジブン株式会社RADIO企画の収録日

          楽しい地域には懐の深い旦那と元気な女性がいる!?

          東京山側でリバークリーンナップと探究学習スクール活動をしている「みちくさの達人」サクちゃんです。 今回は先日(5月後半)お邪魔した長野県北部地域(飯綱町)について、感じたことを書きます。 廃校活用施設「いいづなコネクト」最近「ひょんなこと」と言っても、ゴミ拾いきっかけなのですが、長野県北部地域と繋がりが出来、先週も一泊だけですが、野尻湖のある信濃町に行って来ました。 それとはまったく別文脈の教育系の繋がりで、知り合いの知り合いが隣の飯綱町にて、フリースクールを運営されている

          楽しい地域には懐の深い旦那と元気な女性がいる!?

          なぜ、まちづくりは上手くいかない!?(行政システムエラー説)

          東京山側でゴミ拾いしたり、自然探究学習スクールなどを運営している『みちくさの達人』サクちゃんです。 真っ先に削減される研修予算行政に長く身を置いていた時、特に不安や不具合を感じていたのが、人件費を軽く見ていることと、職員教育を軽んじていること、ジョブローテーションも軽視されていると感じたことです。 なんでも外部コンサルに依頼して、自分たちでは何も出来ないというのは問題ですが、逆に自前で立案から実行まで担当するにはあまりにも組織外での情報や経験がなさすぎる。時間外労働のための

          なぜ、まちづくりは上手くいかない!?(行政システムエラー説)

          GWの探究学習(遺伝子レベルで思考力を磨いたファミリーも!?)

          東京山側をフィールドに日々、みちくさとゴミ拾いをしている『みちくさの達人』サクちゃんです。 (東京山側TV) https://youtube.com/@user-yp5oi9ws3k?si=STWrvWf8C1VUGxTk GWは連日、野外で探究学習スクールを開催今年は連日晴天に恵まれ、予定していたプログラムをすべて開催することができました。どのシーズンに来て頂いても、期待値を上回るような内容を心掛けていますが、雲一つない青空をバックに新緑が縁取る秋川渓谷沿いの美しい環境

          GWの探究学習(遺伝子レベルで思考力を磨いたファミリーも!?)

          多様な視点、自分の得意な分野で勝負する

          東京山側で探究学習スクールを運営している「みちくさの達人サクちゃん」です。川のゴミ拾いとみちくさなら他者に負けません。それが何の役に立つか分かりませんが( ´艸`) 今日は慶応SDM兼武蔵野大学ウェルビーイング学部の前野教授のvoicy(5/2放送回)で紹介されていたアンホルト-イプソス 国家ブランド指数(NBI)で2023年は日本が国家ブランドランキング1位に初選出された!!というお話を基に書きたいと思います。(データは2023年11月発表) 時代遅れの価値観と単一の指標

          多様な視点、自分の得意な分野で勝負する

          GWについて思うこと

          本日(5/2)の木下さんのvoicyのテーマに沿って、自分の各ステージにおけるGWの思い出や想いをつらつら書きます。私の人生は「幼少期」⇒「学生時代」⇒「親」⇒「みちくさの達人」という、今は親でもなく、みちくさの達人というよく分からないゾーンに突入しています( ´艸`) 幼少期は高原に幼少期はGWに何をしていたか?長期旅行などに行った記憶はあまりなく、いざ思い出そうとするとあまり記憶にない….と思いつつ、だんだんと記憶が戻って来るので面白い。低学年の時は鳥や植物に特に興味が

          ものを直して使い続けることの本当の価値

          東京山側で探究学習スクールを運営している「みちくさの達人サクちゃん」です。 有斐斎弘道館 先日、京都にある公益財団法人有斐斎弘道館にお邪魔しました。 私は初めて「本物」の京都に、日本のおもてなしの精神に触れました。 私のような人間であっても、あの空間での一時からはとても多くのものを学ばせて頂けた ので、世界で活躍されているような、その道の一流の方にこそ、特別な空間としての価値があると感じました。 程度や分野の違いはあれど、弘道館、京都に限らず、日本の自然環境と歴史文化には

          ものを直して使い続けることの本当の価値

          未来の子供たちのことを考えて行動するなら、現代人が居心地良いはずがない。

          『日本のDMO、人材と予算に制約 業者丸投げも』 参考記事 乱立の観光司令塔、看板倒れ - 日本経済新聞 (nikkei.com) (この記事、自分に大きなブーメランが返って来ることを覚悟して、否、自分に返って来るブーメランを敢えて力一杯投げてみようと思う。) 300近く登録された観光DMOが人材や財源難でうまくいっていないらしい。 私にはそれは言い訳にしかきこえない。国も自治体も地域観光事業者も、従来の観光協会を刷新したり、別途DMOという組織を立ち上げれば、立ち上げさえ

          未来の子供たちのことを考えて行動するなら、現代人が居心地良いはずがない。