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IVRyに入社しました - AI×音声データで"Work is Fun"を創造する挑戦


この記事はなに?

まずは記事を開いてくれてありがとうございます。官田 晃房と申します。2024年7月から株式会社IVRy(アイブリー)に入社しました。この記事は42歳の私が半分を過ぎた人生の貴重な残り時間をこの会社に投資することにした想いをお伝えして、ちょっとでもIVRyへの興味をもってもらい、面白そう!と思ったら一緒に未来を創りませんかという檄文でありスカウト文であります。大体10分で読めるのでぜひ最後まで読んでくださいませ。

自己紹介

さて私の自己紹介から始めます。これまでの会社は全ていわゆるスタートアップ企業がです。スタートアップおじさんですね。

これまでの会社

新卒でインキュベーション企業の株式会社ネットエイジに入社し、ネット広告営業、ウェブメディアの運営、最後はベトナムへの海外進出。その後2年間一橋大学のMBAコースで学んだのち、7年間は東南アジアに居を移し、アドテク企業での海外事業立ち上げでは、新しい市場を開拓し形作る経験を積みました。急成長中のスタートアップでのファイナンスやプロダクト開発では、アイデアを形にし、市場に投入する過程を体験。直近の急成長SaaS企業では、事業開発と組織開発を通じて、持続可能な成長の仕組みづくりに取り組みました。

営業、メディア開発、VC、海外事業立上げ、ファイナンス、M&A、組織開発など職種の軸で見ると一貫性がゼロのように見えるかもしれないですが、実はあります。キャリアは偶然性に左右されることが9割と思っているので、100%理想を掴んできたわけではなく、時々の可能性の幅の中でどういう軸を通すかが大事かと思います。振り返ると、私はキャリアの初期から以下のようなスタンスでいることがパフォーマンスも成長角度も上がるのではと思い生きてきてます。

夢中になれるコトに向き合う×コトに向き合うためにやるべき事に向けて自分を変化・成長させる

特に後半は大事で、自分本位で何をしたいのか、給料がいくら欲しいのかという我欲を中心に置くのではなく、時々の事業環境の変化に応じてやるべき事を主体的やる。そのために自分をストレッチさせる、ということが大事かなと思ってます。若い頃は朧げに思ってたのですが、今振り返ると間違ってないのではとの思いが強いです。

さて、新しい会社に入ったので当然これとフィットする話が次に来るのですが、その前にIVRyってなにをしてる会社かを簡単に紹介します。

IVRyって何の会社?

IVRy(アイブリー)は、AIを活用した音声対話システムを提供する急成長中のスタートアップです。

現在の主力サービスは、AIによる電話自動応答システムです。社名に含まれている「IVR」をSaaSで提供することからスタートしています。IVRとはInteractive Voice Response(自動音声応答)の頭文字を取った略称です。

ほとんどの皆さんが体験したことがあると思いますが、電話をかけると「〇〇に関するお問い合わせは1番をプッシュしてください…」と、自動で案内が始まるあれです。さらにそこにAIを活用し、AIによる予約代行なども実装しています。

現在事業の急拡大に伴い日々新しい仲間も増加中で、毎月新しい仲間が増え続けています。6月には増床のため、新オフィスへ移転もしてさらにこれから成長を続けていきます。

IVRyとの出会い

IVRyという会社名は、以前勤めていたプレイドが2021年にシリーズAのファイナンスに参加していたことから、頭では知っていました。

しかし、正直なところ当時はめちゃめちゃ忙しかったので「電話DXの会社になぜ投資するのかなぁ?」という疑問が頭をよぎるだけで、深く考えたことはありませんでした。

次の接点は2022年に那覇で開催されたIVS(Infinity Venture Summit、日本最大級のスタートアップイベント)でした。そこでプレイドのCEOの倉橋から、IVRyのCEOである奥西を紹介されたのです。階段の踊り場で5分ぐらい話しただけで、倉橋も奥西もその時のことを覚えてはいないでしょうが、初対面の奥西の印象は、那覇の南国感には似合わない不思議な朴訥さを全身から発しており風変わりな社長だなと思った記憶はあります。

次の接点は時は流れて2024年5月末。自分が転職を考えYOUTRUSTの転職フラグをONにして30分以内に元々プレイド時代の同僚であった宮原(IVRyでは事業開発をリードしています)からメールが来ました。この日だけで10人ぐらいの方から連絡をいただきましたが圧倒的な速さでした(笑)

ここから先はスピード感がすごかったので時系列で書いてみます。

  • 6/4  宮原と近況交換

  • 6/10 CHROの西尾とカジュアル面談

  • 6/19 オフィスでCEO奥西、COO片岡、CHRO西尾とカジュ飯

  • 6/24 CEO奥西とカジュアル面談

  • 6/26 CHRO西尾と1次面接

  • 7/2   COO片岡と2次面接

  • 7/5  オファー面談

  • 7/8  内定受諾

  • 7/22 もう入社

初接触から1ヶ月で内定、1次面接から8営業日でオファーというスピード感も大事ですが、単にスピーディーなだけでなく、カジュアル面談も面接も非常にリラックスした雰囲気で進められました。形式ばった内容ではなく、お互いのマッチ度を確認するための良質な時間となりました。

その中で会社の理解も深まり、他社との比較検討の上、なぜIVRyを選んだのかが次のトピックです。

なぜIVRyという会社を選んだのか -3つの観点


前置きが長くなりましたが、さらにIVRyを選んだ理由を語る前に、一つ誤解を解いておきたいと思います。現在のサービス概要を紹介するとIVRyとは「電話をテーマにしているDXしている会社なんだな」という印象を持たれた方がほとんどだと思います。以前からIVRyをご存知いただいている方もそう思ってる方も多いと思います。なにを隠そう自分もそうでした。

今のメイン事業というショットで切り取ると正解ではあるのですが、転職活動を通じていろいろ考えて、会社のメンバーとのカジュアル面談などの機会も通じての結論として、本質的にはその認識は間違っていたなと思いました。

むしろ、AIを活用して新たな価値創造の機会を見出し、それを現実のサービスとして具現化に長けている会社と今は思っています。さてそんなIVRyですが。自分視点の魅力は以下の3点にあります。

音声データ×AIカンパニーとしてのIVRy

IVRyは、AIを核としたプロダクトを通じて、音声データの潜在的価値を解き放とうとしています。音声データには、テキストでは捉えきれない豊かな情報が含まれており、これを活用して全く新しい価値を創出できる可能性があります。

例えば、音声データには以下のような特徴があります:

  • 感情の機微:声のトーンや抑揚から、話者の感情状態を読み取ることができます。

  • 文脈の理解:言葉の間や話す速度から、話の重要度や緊急性を把握できます。

  • 属性の理解:声紋から個人を特定したり、年齢や性別を推測したりできます。

IVRyは、この豊富な音声データをAIで解析し、顧客サービスの質を飛躍的に向上させる新しいソリューションを生み出そうとしています。これは、単なる技術革新ではなく、企業と顧客のコミュニケーションの在り方そのものを再定義する挑戦です。

こうしたテクノロジーが社会実装されるには例えば以下のようなさまざまな前提が必要であり、タイミングが大事です。早すぎては受け入れられない、遅すぎては陳腐化して過競争に飲み込まれます。

AIについては今がそのタイミングで今後数十年に渡り革新が起き続けると信じています。この最先端の領域に携われるワクワク感は自分にとって一つ大きなポイントでした。

社会を変えるスタートアップとしてのIVRy

一般論として先端的なテクノロジーは初めは大企業が活用し、徐々に中小企業に浸透していきます。年々テクノロジーの社会浸透の速度は加速していますが、まだこの順番に変化はないかと思いますし、スピードは遅々としたものです。

ここでIVRyのミッションを紹介させてください。

IVRyは、AIという最先端のテクノロジーを誰もが簡単に利用できるよう民主化し、日本の働き方に革新をもたらすことを目指しています。これは、単なるビジネスの枠を超え、社会変革のビジョンを実現しようとする野心的な試みと個人的には感じています。

こちらはIVRyの最新のインフォグラフィックから抜粋してきたデータです。中小企業のお客様の割合が7割、都市部だけでなく遍く地域、業界で活用され、お客様の日々の仕事に変化をもたらしています。

最新のテクノロジーを水道料金や電気料金ぐらい(2024年8月現在で月額2,980円から利用可能)で活用できるプロダクトをスピード感を持って普及し、社会にインパクトをもたらす。このスケール感がめちゃ面白いです。

人材ブラックホールとしてのIVRy

IVRyはたくさんの仲間がジョインしてくれているので巷では「人材ブラックホール」と言われています。またトラックレコードのあるメンバーが多くジョインしているので強い2周目人材が多いとも言われます。

ビジネスモデルも違えば提供価値も違うので、2周目であろうとなかろうと日常的には日々お客様や課題に愚直に向き合っています。なのでブラックホールの向こう側はキラキラ感はなく、むしろ真摯にどうしたら価値を届けられるかにフォーカスしてる人が多いなというのが入社してから2週目の見え方です。

IVRyが登っている山はとても高くて斜面の角度も急角度、そこに向けて優秀かつ熱量の高いメンバーと一緒に悪戦苦闘、切磋琢磨できる環境は自分にとってはとても魅力的に見えましたし、入った後でもそれを実感しています。

IVRyではバリューをとても大事にしており、この3つのバリューも紹介したいです。対外的に出しているバリューと実態が伴わない会社もありますが、ここで書いたような自分の体感値がきちんと言語化されていて実態とあっているなと感じています。バリューを眺めて「良いかも」と思った方はIVRyは合っているかしれません。

閑話休題

自分の価値観での面白さなのであなたにとっては全然面白くなかったかもしれませんが朗報です。自分の先輩たちがほぼ全員それぞれの思いで入社エントリーを書いているのでそれも見てみてください。

Work is Funを創る

さて、最後に自分は何するのという話題。IVRyのビジョンはこちら。

このビジョンは、お客様への提供価値でもあり、IVRy自身のあり方も示しています。組織開発という役割でIVRyに入社しました。組織開発と聞くと難しく感じるかもしれませんが、シンプルに言えば、社員のパフォーマンスを最大化するための環境づくりです。そして、最高のパフォーマンスは「Fun」な状態から生まれると信じています。

Funな状態はいわゆる職場をホワイトするアプローチから生まれるのではなく、むしろ毎日大変かもしれないけどコトに真摯に向き合い時間が溶けるようなフロー状態で仕事をすること、その中で個人のキャリアや成長が実現している状態がFunなのではと思います。

IVRyではそういう状態を作るために組織面でも試行錯誤しており、営業部とか人事部という部署を置かずに、時々の課題に応じて3ヶ月毎にプロジェクトをスクラップアンドビルドし、そこにフィットしたメンバーをアサインする方式をとっています。それによりタイムリーに重要なコトを定義し、「私の役割はこれ」というような壁を極力なくしてコトに向き合うことを実現することを目指しています。

この考え方の他にもこれから成長に応じてさまざまな仕組みを実装して、自分達がWork is Funの状態で仕事をして、お客様、世の中にWork is Funを作っていける状態を作っていきたいなと思っています。

仲間を募集してます

IVRyは急速に成長しており、新しい仲間を募集しています。私たちは「全員採用」の精神で、一人ひとりの可能性を最大限に引き出すことを大切にしています。

カジュアル面談や月に一度のOpenDayを開催していますので、このエントリーを読んで少しでも「Fun」を感じられた方は、ぜひご連絡ください。私自身や他の社員とも気軽に話せる機会を設けていますので、お気軽にお問い合わせください。

一緒に「Work is Fun」を実現し、日本の働き方を変えていきましょう!

カジュアル面談からしてみたいという方はこちらからぜひエントリーしてください。


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