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風の時代を体感していく

風の時代とは、どんなものなのか?
ということをこれからみんなが体感して、体験していく。

この時代にここにいるのは、
この時代を体感して、体験することで、
何かを知る、わかる、認識していくためだろう。

個々がそれぞれ、自分として体験して認識していく。
それはどんな時代も同じ、個が生きる基本。

ただ時代によって、全体に翻弄され過ぎてしまうこともある。
風の時代は、個々が個々としての体験を優先しやすいようなエネルギーが降り注いできている。
そんな感じがする。

もちろん、すぐに切り替えられるものではない。
地の時代の閉塞感から早く抜けたいと思う人々も多いかもしれない。

だからなのか、風の時代はこういうもの、風の時代にあった生き方はこういうもの、この12箇条をやればOK的なマニュアル、メソッドが溢れてきている。そして信じて、やりたくなる。

でも、そのマニュアル化、メソッド化は、積み上げて成功へ向かう地の時代のマインドそのものじゃないのか、と思ってしまう。
悪いとは言ってないし、思ってもいない。
便利なら使えばいいと思う。

ただ、何であれ、強く握りしめずに、
すべてのグリップをユルく持っている方が、
きっと風には乗りやすそうだと感じる。

ライト兄弟が、世界初飛行に成功したのは、安定を放棄したからという説がある。どうしたって不安定の極地のような空の上で安定的に飛行機を飛ばすのは無理だから、不安定であることを前提に、何があっても対応できるよう操縦することを最優先したという。風に乗って、乗り続けていられるよう自分の方の技術を高めた。

強く握っている、信じている状態は、身体に緊張がある。
軽やかで、やさしい風を感じて生きる方が、心も身体も自然に機能しやすい。

風は掴めない。
保存もできない。
ただ感じ取れるだけ。
風の時代、好き。

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