木星が牡牛座にいる
ふと、ジュニパーを手に取ったら、木星が浮かんだ。
この2つは、見た目と名前の近似というより、
触れて感じるものがなんとなく同じ、似ている、繋がっている。
今、木星は牡牛座にいる。
物質を通して、自分とこの世界を知っていく。
体験によって知る、わかる。
何が起ころうと、
混乱したりジタバタすることがあっても、
なおしっかり見つめて理解していく。
わかることによって、自分の世界を広げていく。
それが最上の喜び。
と言うのが、牡牛座。
牡牛座には、そんなどっしりした学びの姿勢を感じる。
今の世界の騒々しさは、
木星がその特質を増大させているからなのかもしれない。
物理的に起こることに関して、
因果関係がハッキリとわかるほど。
すべての因果関係がマックスで複雑でも、
その繋がりのすべてを見ようと思えば見られるほど。
個でも、集合無意識でも、
その思考が現実化しやすい状態かもしれない。
潜在的な問題が、いっぺんに吹き出している。
根源的な、致命的な問題が避けようがなく、吹き出している。
ひとつが解決される前に、十も百も芋づる式に出てくる。
そのように見える。
ちゃんと見て、理解して、対応すればいい。
牡牛座がそう言って、
穏やかにどっしりと下支えしてくれているように感じた。
ちゃんと見ていればわかるし、わかるまで調べて見ていけばいい。
その過程で、どう対応すればいいかもわかる。
わかりたいかどうか。
自分のことも世界のことも、心底わかりたいかどうか。
わかりたい気持ちが愛だと、
だから、わかると最上の喜びがあるのだと、
一方では触れるものすべてに愛しか贈らないような木星が、
そんなふうに言ってる気がした。