卵ボーロ(米粉Ver)
時代物小説を読んでいたら風邪をひいた主人公が卵酒を飲まされていました。卵酒を飲んだことのある両親が言うには飲んだら具合が悪くなる味だというのです。
今、少し具合が悪いです。一か八かの卵酒は飲みたくないので卵ボーロを作って食べることにします。具合悪いのに卵ボーロを作り始めてしまいました。ちょっとボーッとしています。
卵黄1こ
砂糖25g
米粉80g
米粉?片栗粉ではなくて?と思いましたが指示に従います。混ぜますが固まる気配はありません。心の蕎麦うち職人が、「水回しが命だぜ」と言っているのですが、卵黄にだって大小あるはずです。せっかくなので、酒要素としてラム酒と水を足してみました。水割りを飲んでいたわけではありません。
オーブンの余熱完了アラームが鳴っています。丸めた数は、まだ2個目です。オーブンからの無言の圧が痛いです。
そういえば、高校生の頃、20センチくらいの巨大ボーロを作ろうとして歯が折れるような物体を作ったのを思い出しました。何事も経験です。
水割りが効いたのか、なんとなく具合が良くなってきました。飲むために作ったラム酒割りではなく、あくまで余りを少し飲んだのです。
焼き上がった卵ボーロは食べられるレベルですが固いです。レシピを確認すると愛犬と食べると書いてあります。私だって食べるのです。ラム酒入りなので、私専用です。