菓子フェスの庭を読んで
上田早夕里さんの本です。ラ・パティスリーという作品の続きです。この本だけでも楽しめるのですが、やはり続き物は全部読んだほうが楽しいです。
お菓子職人さんのお話です。私がケーキなり和菓子なり買って食べるときは、ただ美味しいとか、きれいだなぁとか思うだけで、そこにつぎ込まれる技術やコンセプトに、気が付けないことが多い気がします。
でも職人さんは、食べる人のこと、持ち運ぶこと、容器に至るまで、気を配ったうえで商品にしているのだなぁと改めて考えてしまいました。
手軽に買えるコンビニスイーツも、もちろん大好きでよく食べるのですが、カラーを出している個人店のケーキが食べたくなりました。
甘いものを検索していると美しいおはぎを見つけました。ケーキはおはぎに変更です。
いざ買いにゆかんと、住所を確認してみると何を勘違いしていたのか、予定到着時間が5時間以上かかります。諦めます。
代わりに冷凍焼き芋を食べました。今のお芋は甘くてジューシーでキレイなパッケージに入っています。
「あなた芋ね」と言われて誉め言葉になる日も遠くないかも...いや、遠いかもしれませんが、素晴らしく美味しいお芋でした。あれ?読書感想文のはずが。
あまりにもお話の中に出てくるケーキが美味しそうで、そっちにばかり気がいってしまうものですから...。