”方法論なき経営”の是非について
はじめに
おっちゃす
見通し甘太郎です
今日は最近の自分の悩みのテーマである事について書き散らしたいと思います
本当にくだらない書き散らしなので、そういうの苦手な人は見ないでください。
あとぼくの上司は見ないで下さい。
まず議題はタイトルにある通りで、経営において方法論を置いてけぼりにするのはいかがなものかという話です。
わかりやすい感じで例えると
「今日何食べるー?」
「わっかんね、てきとうに駅前行けばよくね?」
「金ないわー!」
「とりあえず行ってから考えるべ」
「ていうか天気悪くね?雨降んの?」
「濡れてもいいっしょw気にスンナやw」
みたいなノリで経営するのってどうなんっていう。
流石にIQ落とし過ぎ感はあるのでもうちょいビジネス寄りで言うと
「この事業が上手くいけば確実に儲かる。どうやってやるかは始めてから考えよう」
みたいな感じです。
これらは同じノリでありながら、後者は行動力がある、などとビジネス界隈ではもてはやされている気がします。
この”どういう方法で実現するか”という観点が抜けたまま走ることを、現場の人間としては看過できないと感じるのです。
そんなお話です。
自分の立場
まずこの話をする前に、自分の立場について明らかにしておきたいと思います。
自分はメカエンジニアをしていまして、まぁ現場サイドにいます。
一方で、経営者という立場もあったりしており、日ごろから自分が経営するならどうする?みたいな事は考えています。
基本的には技術畑の人間なので、ものづくりをする仕事をしています。
最近は一兵卒というよりかはマネジメント的な動きをする事も多く、組織として動くという事は自分の課題でもあります。
そんな中で経営者という人種を見ていると色んな判断基準がエンジニアとは違うなと感じる事も多く、もちろんそれは当然のことでもあり、いい事も悪い事もあります。
しかしながら、現場サイドとしてこれだけは納得いかないというところが今回の話です。
方法論とは
これは結構ビジネスの話でも良く出てくる単語で、どうやってやるかというHowの部分になります。
海に行くという目的があれば、電車で行くか車で行くかみたいな事ですね。
そして車で行くなら誰かの車かレンタカーか、荷物はどのくらいで何を持っていくか、買い出しはどうするか等々、、、
海に行くくらいで難しいものも無い気がしてしまいますが、例えば何も考えずに海に行く日程を決めるでしょうか?その日の天気は?海水浴場は開いていますか?レンタカーは借りられますか?
こういう事を考えずに「何も調べてないけど来週日曜に海に行くぞ!」など言おうものならばっかもーんと一人くらいツッコんでくれる人もいるでしょう。
しかし、ことビジネスに至ってはなぜかこれが許される風潮がある気がします。
なぜ見切り発車するのか
これは割と答えだと思っているものがあり、それは「考えるのが自分じゃないから」です。
自分がすると思ったらそんなにホイホイ進められないと思います。人は他人の苦痛が想像できないからこそ残酷になれるので。
もっと経験を交えて具体的に話しましょう。
ある時クソほど納期も予算も無いプロジェクトを持ってきた経営者がいました。額面だけは大きいので飛びつきましたが、ある程度技術がわかればそれがどれほどコストのかかるものであるかは想像できます。
しかし契約までには一切エンジニアを入れず、決まった後で知らせてきました。
いやいや、馬鹿なのかと。こんなキッツいスケジュールでどうやるんだと聞くと
「やると決めたからにはどうやってできるかを考えるんだよ」
と自分を経営者と思い込んでいるおっさんあるなるなセリフを吐きます。
そしてやはり厳しい事を伝えると
「できるかできないかじゃない、やるんだよ」
やるのはお前じゃねーからな!何とでも言えるよな!
そして死ぬほど苦労してプロジェクトを納めると
「ほらやればできるじゃん」
もはやテンプレかと思うほどのクズっぷりです(ちなみに会社は潰しました)
乱暴な文章になってしまって申し訳ないんですが、結論は想像できないからだなと。
だって考えてみてください。方法論っていうのはいつか絶対に考えなきゃいけないわけですよ。それを後回しにするのは夏休みの宿題を最終日にやるやつと同じですよね?
さらに技術屋として言えば、技術というのは様々な法律や規格など多大なルールや専門知識をベースに持って初めて乗っかれる土俵です。
理系ですらないなんちゃって経営者にはこれっぽっちの判断もできないわけです。
にもかかわらずエンジニアの言葉を聞かずに物事を僅かでも進められると思っているなら現状認識ができていないだけの人です。
あなたは自分をいっぱしの経営者だと思っているかも知れないが、その実技術の世界においては電車の乗り方すらわからない田舎者みたいなものだぞと。
お願いしたいこと
まず、この理論に対してきちんとした信念をもって反論があるなら、教えて欲しいです。
別に自分の考えを正解などと思っているわけでは無く、どうもストレスになってしまっているので解消したいと思って書き散らしたにすぎません。
ただ、もし確信をもって反論できないのであれば、一度考えて欲しいです。
本当にきちんとした道筋が見えているのか。あなたの従業員を未来まで全員連れて行けると思えているのか。道筋とは言わないまでも、この道なき道を征くぞ!と自信をもって言えるのか。
何べんでも言いますが、これは勝手に自分が言ってるだけなのでお願いを聞く必要もないですけどね。
命令ではない、これは願いだ!ってルルーシュも言ってました
おわりに
ここまで読んでもらって本当にすみません
どうしても書きたくなっちゃって、最近くそ貴重な睡眠時間を生贄に捧げてしまいました。
こういうのまじで良くないなーと思いつつ、深夜にこっそり置いとくだけなので適度に反応してくれると嬉しいです。
拡散はしなくていいです。こいつ疲れてんなーくらいで留めておいてください。
ちなみに今回は悪い方に振り切った例を挙げているだけで、経営者の物の見方というのは違っていいなと思う事もたくさんありますし、尊敬しているTHE経営者って感じの人もいます。
例の人以外には特定して思うところがあるわけではないですのでご承知おきください。あと例の人はお金ちゃんと払って。
おやすみくんさい…