ビッグファイブ理論「誠実性」について
前回に引き続きビッグファイブ理論について書いていく。
前回の記事
今回は誠実性について
誠実性
自己の感情や行動をコントロールする力。
高い人は、責任感が強かったり、目標に対して計画性を持って達成する力がある。
低い人は、その時の感情を優先させて行動する傾向が強い。興味があればすぐに動く行動力がある。
誠実性の高い人は、長期的に物事に取り組みやすいのだろう。
責任感も強く、これをやると決めたら計画性を持って誠実に取り組んでいく。
例えばダイエットでも英語の勉強でも、やろうと決めたら目標を持って取り組み、途中で投げ出さずにやり遂げる力が強い。
努力家のタイプだ。
誠実性の低い人は、自分の興味関心で行動する傾向が強いために、飽きやすく三日坊主になりやすいと言える。
しかしながら、自分の感情に対してブレーキをかけずに動けるために行動力があるとも言えると思う。
変化に対しての柔軟性という点では、誠実性の低い人の方が対応力があるのではないかとも思う。
変化のスピードがとても早くなった現代においては、誠実性の低い人の方が新しいことに次々チャレンジする感情のハードルが低い分いいのかもしれない。
私はというと、誠実性は低い方だと思う。
三日坊主になりやすいし、飽きっぽい。
なんでもとりあえずやってみるけど、長く続くものは少ない。
それでも中には、今でもやり続けているものもある。
それは本当に自分の好きなことなんだと思う。
だから自分が誠実性が低いからといって、ネガティブになる必要はないと思う。なんでも自分がやってみたいと思うことはやってみればいい。
飽きたらやめたらいいし、それでもまたやってみたくなることもある。
ずっと続けられるものに出会えるかもしれない。
ただ、物事を深く修めるにはやり続けることが必要だ。
誠実性の低い性格だとそこが難しい。やり続けるための環境作りや飽きない工夫が必要になってくる。そういうことに自分自身で気づけているかがとても大事なことだと思う。
自分は誠実性が高いのか低いのか、それによってどう行動すればいいのか考えることが大切なのだ。
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