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デザインチームを立ち上げて、正社員10名のチームになるまでやった事の全て
こんにちは、ファインディでデザインマネージャーをしていますムカイ( @osk_kamui )です。
タイトルの通りですが、2023年11月にファインディデザインチームは正社員10名となりました 🎉。(業務委託の方を入れるともう少し多いです)
当初デザイナー2名から始まり、ルールの策定・新たな仲間のジョイン・役割の明確化・デザインOpsへの挑戦などなど色々な事を経て10名という一つの区切りを迎える事ができました。
本稿では、そこに至る過程や、やった事を余す事なく書いていければと思います。
■ 22年、5名時代
この1年は元々いたデザイナー2名から私含む3名が入社して5名となりました。1年で私を除くと2名というのは決して早いペースでないものの、伸びしろにあるように何もない状態から諸々を整える事をしつつファインディのデザインチームとしてどうあるべきかを考えるには必要な時間だったと思います。
当時の伸びしろ
デザイナーがチームとして働くためには、あらゆる事が整っていない状態でした。まさに立ち上げ、という感じです。
依頼方法、内容はフリースタイル
ディレクションも各デザイナーが独自スタイルで展開
デザインルールは存在しない
デザインチームとしてどうしたいかを考える時間も取れてない
デザイナーの評価、キャリアがふわっとしている
ファインディデザインチームで働く良さが言語化されていない
やったこと
とにもかくにも整えました。
各種MTG整理
ツール整理
XDからFigmaへの一本化
各種アカウントの整理と管理
書類やファイルのディレクトリ整理
ルール整備
依頼フローの整理
ファイルの置き場所
デザイン管理ツールの利用ルール作成
依頼の簡単なテンプレート作成
レビュー体制構築
UIコンポーネント作成開始
ディレクション巻き取り
依頼部署へのヒアリング
進行管理
アサイン業務
メンバーと1on1
改めて目標設計
業務委託の方の契約確認と整理
採用活動はひたすらスカウト送信
デザインチームのマネジメントについて他社デザインマネージャーに話を伺う
■ 23年前半、6名時代
このタイミングから、かなりのアウトプット数を出す事が出来てきてチームとしての活動を行う事ができてきたように思います。
他方で、実情できてない事の方が多く安定しているとはまだ言えない状況ではあったため、役割をちゃんと分けたり、アウトプット均一化のための働きかけなど引き続き土台の安定に注力しました。
当時の伸びしろ
プロダクトデザインとコミュニケーションデザインを1人で両方担当するのはスイッチングコストが高すぎる
やれることは増えたがまだまだ属人的にデザインしていた
人数が増えたことによる、隣がなにやってるかわからない感
メンバーが増えた事により私の業務量が増えてきてボトルネック化
やったこと
コミュニケーションデザインとプロダクトデザインに役割を分割
レビュー体制を強化しアウトプットの均一化を図る
UIコンポーネントをエンジニアと協力しサービスに反映していく
デザイン合宿を通してFindy「らしさ」について定義しデザインコンセプトを爆誕させた
クリエイティブの一部テンプレート化
オンボーディング資料の強化
チーム全体の振り返り会を実施
ディレクションおよびアサインの移譲(私の業務移管)
採用活動
採用資料アップデート
発信強化(noteの発信数増加)
ダイレクトスカウト、エージェント探しとエージェントからの紹介
その他
引き続き他社デザインマネージャーに話を伺う
■ 23年8名時代
チームとしての動きをさらに拡張し、デザインの質と量を最大化していく取り組みが多くなってきました。特にクリエイティブブリーフの本格運用、デザインOps着手による依頼の効率化などは特に影響が大きかったかと思います。
また、このあたりから依頼を受けるだけではなく積極的に他部署へコミュニケーションをとるようになっていきました。
伸びしろ
デザインプロセスの均一化がまだ完全ではない
依頼数爆増によるデザインOpsの煩雑化
依頼数は増えたがデザインの介在余地がまだまだある
プロジェクトの依頼部署、種類、ボリューム、実績等が見える化されていない
やったこと
デザインOps着手
依頼フォーム爆誕
各プロジェクトのボリュームタグ付け
Trello魔改造による依頼管理の自動化、実績の見える化
クリエイティブブリーフ運用開始
デザインシステムの作成開始
デザインの介入余地を探して積極的なコミュニケーション
アウトプットに対する評価会
採用活動
イベント参加、登壇
引き続きスカウト送信
メンバーからのリファラル(嬉しい!)
その他
某社CDOの方数名に話を聞いて視座が高まりまくる。その節はおせわになりました
■23年11月、そして10名へ
2023年11月1日、ファインディデザインチームは晴れて10名となりました🥳
ですが、会社全体がこの先もどんどんと大きくなる中でデザインチームの拡大も必須となります。また同時に10名となる事で起きていく課題も山盛りだと思いますので、この山をどう登ろうかとワクワクしています。
今感じる伸びしろ
よりよいものづくりのために、さらに事業解像度高めたい
広さと深さのバランスをもっと取っていきたい
よりよいものづくりのためにプロジェクト開始からジョインしていきたい
今以上に一緒に深淵を覗き、同じ目標を持って動けるようになりたい
デザインコンセプトの活用がまだ大味
1つ1つのプロジェクトに対してもっとデザインコンセプトを入れ込んでいけそう
まだコンセプトを反映できていない箇所が盛りだくさん、さらなる浸透が必要
デザイン効率に伸びしろあり(Ops改善)
どのプロジェクトにどれだけ力をかけるべきか見定めていく
他チームとの共創をさらに加速させるため依頼Ops頑張りたい
といった感じでまだまだやる事が盛りだくさんです。
なぜ入社したのか聞いてみました
ちなみに入社してくれたメンバーに、なぜ入社したのかを改めて聞いてみました 👂
素晴らしい経営理念とバリューが浸透しているユーザーファーストな会社だからこそ、内側から良質なブランドづくりができると感じ、次のチャレンジの場として飛び込みました!
つくる人を応援する経営理念とバリューに共感して入社を決めました!ファインディはまだ未完成で伸びしろがあるからこそ、幅広い挑戦や経験ができる環境だと思っています。
クリエイターに向き合っている会社として、会社全体がデザインの価値向上に前向きな姿勢に感じられたことと、ユーザーの人生を変えられるような社会貢献性の高いプロダクトに関われることに魅力を感じて入社を決めました!
デザインに理解のある経営層や、エンジニアを尊重する姿勢に共感し、つくる人々をサポートできる環境に惹かれて入社を決めました。
エンジニア組織の開発生産性を可視化するプロダクトに魅力を感じ、つくる人を「挑戦するエンジニアたちやデザイナーたち、つくることに関わるひと」と定義し、つくる人がもっとかがやけば世界はきっと豊かになると思ったからです。 ファインディでのキャリアを積むことで世界にポジティブな影響を与えたいと考えています。
ファインディの選考時に印象的だったのが、会った人全員から“モノづくりをしている人へのリスペクト”を感じたことです。「こんな環境なら大変な状況でも楽しくクリエイティブに向き合えそう!」と思えたのが入社したきっかけでした!
ユーザーとの信頼関係があるからこそ、一方的ではない双方向のコミュニケーションをもちながら、共にプロダクトを成長させているところに魅力を感じました!
ファインディの経営理念に共感し、デザインの力でつくる人(エンジニア)をサポートができるかもしれないと思ったことがきっかけとなりました。また、デザインチーム自体がまだまだ伸び代があるフェーズのため、組織と自身が一緒に成長できる環境に惹かれて入社を決めました。
改めて聞いてみると嬉しいですね🤗
最後に
改めてここまでこれた事に対して一緒に働いてくれているメンバー、新たに入社してくれたメンバー、私のボス、いつも一緒に働く他部署の仲間全てにお礼を伝えたいと思います。ありがとうございます。
引き続きファインディではさらに拡大していくチームで、仲間になっていただけるプロダクトデザイナー、コミュニケーションデザイナー、BXデザイナーの方を募集しております!