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ミュージカル ウィンドボーイズ! 感想
完全に推しスタッフ(演出が私オムさん、脚本が伊藤マサミさん)と推し出演者(TAKAくん)というだけで見に行きました。
よって、事前情報は、ほぼなし。
終わった後に聞こえてきた感じ、原作ゲーム好きの方々に好評なように見えたので、きっと原作好きな方も納得の内容だったのだと思います。
さすがマサミさんの脚本とオムさんの演出。惚れ惚れ。
以下はネタバレありです。
全体
観客が先生(ゲームの主人公ちゃん)ということで、かなり語りかけてくれる、ハイタッチとかしてくれる演出がなされてました。
出演しているどのキャラクターにもスポットがあたるし、それぞれ個性的で、ニヤニヤしながら見てしまいました。
暴力事件があって休部になっている吹奏楽部を復活させるんだ!という核のお話に、それぞれのキャラクターのバックボーンや個性が見えるシーンが絡んで、どのキャラクターもしっかり生きていて、見せ場があって……恐らく原作がしっかりしているんだと思うのですが、はしょられてるところもあるはずの中で、このキャラクターはきっとここが人気なんだろうな、このシナリオはオタクの子たちの萌えポイントなんだろうな……とか、そういうのがわかる。
わかるんです。本当に、さすがマサミさん(絶賛しかしないマン)
ラストのライブは、最初にお知らせ出たとき、吹奏楽部なんだよね?ライブするってなっても歌わないじゃん?とか思っていましたが、打ち上げという形になっていて、なるほど〜!と納得。
高校生感あっていいですよね、打ち上げ。
音楽室だから先生がいる感じがリアル(無駄に)なのに最初は軽音楽部が出てきて盛り上げるところは全然リアルじゃない笑
教頭先生もそりゃあツッコミしたくなるってものです。
ニコニコできる、素敵なミュージカルでした。千穐楽まで無事に駆け抜けられますよう、祈りを込めて。
キャラクター個別
最早全員ピックアップしたろうかと思うぐらい、全員光ってましたが、長くなりそうなのでちょこちょこと。
個人的に今年たくさん拝見した俳優さんたちが多くて、なんだか今年の総括みたいな感じになりました笑
各キャラクターとしてどうだったかは、原作オタクの方にお任せいたします。
ミナト。りゅうと君、誰がどう見ても緊張してたので、おや?と思ったのですが、初舞台、初主演の初日だったとは。しかもこの2.5次元舞台の猛者たちに囲まれての舞台はそら緊張もする……。
でも一生懸命で、いっぱいいっぱいな感じが、初めて誰かと一緒に音楽をやるからこその緊張に、私には見えていましたので、全然、なんの違和感もなかったです。
初舞台、おめでとうございます。
宗州。いっけーは歌がうますぎる(100万回言われてる真理)飛び抜けすぎてました。
日替わりと思われる先生にファンサをするコーナーの「グーチョキパーでなにつくろ〜」の歌さえも引くほど上手い。
普通の常識人っぽいのに、やっぱり彼も変で笑
いつも笑いの中心にいて、見ていて惹き込まれました。パワーがすごい。
桜晴。谷水くん。いい子で元気で……安心感と安定感がありました。いっけーと共にメイン4人の中心にいる感じがありました。場慣れ感が、さすが、あんステ育ちは違うな……とニコニコしながら見てました。あと、おでこ出しはなにかを想起します。
芹弥さん。佐々木さんはやっぱ美しい。それしかない。刀ステでの姿しか見たことなかったんですが、美しかった……。
了太郎さんとの会話が全部エモくて……すごくよかったです。もちろん、隆良くんとの会話も……なにより10人目になったシーンはとてもよかった……かっこいい美しいでした。後から原作CVが梅ちゃんと知って3度見しました。
愛実さん。学くんも今年たくさん見た方の1人です。
いついかなるときでもこの方はかっこいい。そして、吹奏楽部に戻る未来が見えました。3年生はみんな抱えているものがあっていいですね……。
純太くん。岸本くん。
いや、これはもうキャラがずるい。絶対1番人気キャラ……ってずっと思いながら見てました。いや、原作は知らないので、わからないのですが……。
そもそも岸本くんが最強かっこいいのにこんなかっこいいキャラをやられたら落ちないわけなくない?とまんまと落とされて帰宅しました。
真秀くん。久々にりゅーくんを拝見しましたが、元気いっぱいは変わらずで、そしてこの曲……!純太くんの曲を遮るあの曲はきっと原作ゲームと同じ演者の真秀くんにしか許されない気が笑
でもとっても綺麗で素敵なハーモニーでした……ここにいる理由はバラバラでも、合わさるとこんなに素敵になる。まさに、部活ってそんな感じだよね、って思っておりました。
倉本隆良
今回のストーリーテラー。
和気あいあいとしている4人(ミナト、宗州、桜晴、響)を見守る柔らかい視線。
どこか少し引いてしまいながらも、思い切って飛び込んでいける勇気。
低音が足りないからってチューバを選ぶ優しさ。
上手くなれないことへの焦り……もう1人の主人公のような、そんな存在でした。
一緒にやりたいと芹弥さんを誘うシーンは、熱いイイシーンだ……!と心の中でガッツポーズをしました。
後はもう……そうですね、ゲネプロ動画が上がってるんで、それを見てほしいんですが(あとこの曲の歌詞がめちゃくちゃ素敵なんですけど、たぶんコレもマサミさん作詞のはず!)
伝わりますか、この余裕があって余韻を残せる美しいダンスが……びっくりするぐらい優雅で、びっくりしてました(日本語崩壊)
もちろん、みなさん上手いので、オタクの妄言でもあるんですが笑
でも、どう身体を動かしたら、どう見えるかまで考えて踊ってくれる人なので(私はツキステ。12幕のバクステを見て、本当に泣いた)今回もそうしてくれているんだよなぁと思って、受け取りました。
推しの作詞した曲を歌う推しを見れる幸せを、噛み締めました。