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【多読のススメ】初めて英語学習が楽しいと思えた話
英語学習マジで続かない
英語学習、続かないですよね!!
少なくとも僕はそうでした。
ケチだから英会話には行かず、英語学習アプリで勉強を始めても1ヶ月後にはアプリの存在すら忘れているという始末。こんなのをかれこれ5年ほど繰り返していたように思います。
そんな僕が初めて継続できて、かつ楽しいと思えたのが英語の読書でした。
「こんな自分が継続できている...??」という嬉しさでいっぱいなので、ぜひ紹介させてください。
語彙制限本との出会い
英語読書として最初に分厚い洋書のミステリを買ったのですが、本当にまったく理解できず、翻訳しながら1ページを読むのに3時間かかりました(マジです)。
見事に挫折して別の方法を調べているなかで、語彙制限本というものがあることを知りました。英語学習者・非英語ネイティブに向けて語彙数を制限して書かれた本です。
いくつかの出版社があり、有名な小説から史実やノンフィクションまで結構たくさん種類があります。今回は僕が愛用している「ペンギンリーダーズ」について紹介します。
ペンギンリーダーズはいいぞ
ペンギンリーダーズ(Penguin Readers)はペンギンブックス( Penguin Books)というイギリスの出版社が出している英語学習者向けのシリーズです。
CEFRという基準によって、語彙数ごとに細かくレベル分けされています。
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一番下のlevel 1(Pre-A1)は語彙数350です、語彙数350ならいけそうな気がしませんか?
イン・ワンダー
![](https://assets.st-note.com/img/1661956517591-MMWgK3KFwF.jpg?width=1200)
実際僕が最初に手に取ったのが『Wonder』です。
遺伝子疾患により風変わりな容貌をもつ少年オーガストは小学校で偏見やいじめに遭うが、家族や友人に支えられて困難を乗り越え、次第に周囲の反応も変わっていく。というストーリーです。『ワンダー 君は太陽』というタイトルで映画化もしています。
いきなり強気のlevel 3(A2)です。読めなかったら仕方ないという気持ちで買いました。
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分かりやすい人物説明付き。
![](https://assets.st-note.com/img/1661955908404-fxWnlxB1N4.jpg?width=1200)
『Wonder』の書き出しです。パッと見た感じ知っている単語がたくさんある!「なんとなくいけそう感」が増します。
![](https://assets.st-note.com/img/1661956226731-ZFcXY5TmCt.jpg?width=1200)
そして優しいイラスト付き!人物説明があったから、どれだけ英語力がなくてもオーガストとママが誰かと話してるのだけは分かる!
こんな感じで所々にイラストを挟みつつ物語が進行していきます。
読書好きにはおすすめ
翻訳に頼りながら少しずつ読み進めて現在は4冊目、『Wonder』の1つ上のCEFR level A2+の『Breakfast at Tiffany's(ティファニーで朝食を)』を読んでいます。読むといっても今でも翻訳は必要だし、数ページに1つくらいは分からない単語が出てきます。
僕が語彙制限本の良いと思った点は、語彙が制限されているから同じ言い回しや単語が何度も登場することです。必死に暗記したりしなくても、分からなくて何回も調べているうちに段々と覚えてきます。
そして何より、語彙や理解度は低くても、英語でも日本語でも読書という行為に変わりはないなとも感じました。普段読書をする習慣のある人なら抵抗なく始められるのではないかなと思います。
学習効果は分からないけれど
英語学習とは言いましたが、僕は「学習だ」と思った途端やらなくなってしまう人間なので、完全に娯楽の一部として考えるようにしています。
語彙数や読む力は少しずつ身に付いてる気がしますが、リスニングやスピーキングの練習は一切行っていません。数年後には英語の本読めるけど全然話せない人になってたら面白いなとか考えています。
なので、英会話という点で学習したい人はあくまで英語読書は学習法のひとつとして取り入れるのがいいかなと思います。兎にも角にも「自分でも楽しく英語に触れられる」という事実が嬉しかったのと、同じ悩みの人に届けという気持ちで書きました。
ペンギンリーダーズの他にはWHO HQというシリーズがあり、こちらは偉人や史実の紹介などが多いです。どちらもAmazonで購入できます。大型の店舗なら洋書コーナーがある書店は多いです。
下にリンクを貼っておくので、気になった方はぜひ。
一緒に英語読書の世界へ入門しよう。