ホップ・ステップ・ジャンプの法則
基本的にシンプルに考えた方が
物事の本質をつかめて、思考速度はあがります。
結論から考えるのも同じように有効です。
ただ急がば回れという言葉があるように
最短距離で思考しようと途中を省略しすぎるのは
あまり良いことではありません。
今日はそんな話を書きます。
サッカーやフットサルをしていると
一発でゴールにつながるような
決定的なパスを狙う人がそれなりにいます。
たいてい、そういう選手はチームの中でも
そこそこ上手な選手だし、そのプレーがうまくいくと
確かに得点にはつながるし、チームの勝利も近づきます。
ただ一発でゴールにつながるようなパスは
相手も警戒するので、対戦相手のレベルがあがればあがるほど
難易度もあがり、そんなに成功確率は高くない。
もちろん自陣のゴール前からであっても
チャンスさえあれば、ゴールを狙う姿勢は大事ではありますが
あくまで選択肢の一つとして持っておくくらいで十分。
ただ仕事だと、いきなりゴールを狙う人が
サッカーよりもずっと多い印象を持ってます。
そこで提唱したいのが
冒頭のホップ・ステップ・ジャンプの法則です。
ゴールまでを一つのステップで考えるのではなく、
少なくともスリーステップで考えましょうよ、と。
例えば、問題解決だと
①問題はどこにあるのか(Where)
②その問題はなぜ発生しているのか(Why)
③その問題をどう解決するのか(How)
となりますし、
業務改善なら
①計画を立て(Plan)
②実行し(Do)
③評価し、見直す(See)
となります(PDCAの4ステップでもいいですが)。
就活なら
①自分を知る
②社会を知る
③キャリアビジョンを描く
となるし、
事業開発なら
①誰に(Who)
②何を(What)
③どのように売るか(How)
となります。
様々な局面において
段階を踏むことでより質の高い仕事ができます。
もちろんゴールが開いているのに
ちまちまボールをつないでも仕方ない場合もありますが、
色々な局面で応用できる考え方だと思うので
悩んだ際にはワンステップではなく、スリーステップで
段階的に物事を進めていくことを意識してくれたらと思います。
以上、ご確認ください。