【映画感想文】\バリー・コーガンが最高すぎる/「Saltburn」を見たよ
Amazon prime video で「Saltburn」を見ました!今年入ってからずっと見たかった映画だったけど、やっと見る決心がつきました!!笑
以下, ネタバレあり(※R18)
Official trailer
不穏です
バリー・コーガンが出ている映画は不穏じゃないわけないよね!!
序盤は陰キャの学生が陽キャの学生と親密になっていく話かな?あー、自転車がパンクしたところを助けるのね。男性同士のロマンス映画でよくバイクや自転車が出てくるよね~(ex. Call me by your name, Summer of 85, Sicilia summer)。でもバリー・コーガンが主演な時点で平和に終わる訳ないよね…!!と思いながら見ていた。
はい、平和に終わりませんでした。
色々な手段を使って Saltburn を手に入れました。
豊富な知識と鋭い洞察力を以て貴族一家を手中に収めるオリバー。怖い。怖いよ。
以下、印象的なシーン
バスタブのシーン
いやぁ、やばい。フィリックスが自慰した後の残り湯を啜り、排水溝を舐めるのはどう見ても正気じゃないですね。
でも、こういう見方もできるのかな。
イケメンで高学歴で貴族という"全持ちフィリックス"の自慰後の残り湯=オリバーが手に入れたかったもののメタファーだったんじゃないか。とか。
作中の印象的なシーンは何らかの意図を持っている。その理由を考えるのも映画鑑賞後の醍醐味だったりしますよね。
オリバーの実家訪問のシーン
オリバーが浴室に携帯電話を忘れて、オリバーのお母さんからの電話をとるフィリックス。オリバーの話では母は精神疾患、父はクスリをやっていると。しかし電話口の声はシラフに聞こえた。会ってみると予想通り普通に優しくて子思いの夫婦だった。つまりオリバーは端から嘘をついてたってわけ。
怖いって。怖すぎるって。
視聴者全員騙されてたよ。
しかし気が動転してる演技がうますぎるよバリー・コーガン。
ラストも鳥肌立った。作中のセリフでもあったけど、goosebumpsだよ。
そうそう、この映画は○○っぽいがふんだんにちりばめられていた。
上裸でバカンスなんて「Call me by your name」(邦題は「君の名前で僕を呼んで」だけど、原題の方が好きだからこう呼んでる。)を彷彿とさせるし、オリーとフィリックスの関係は「太陽がいっぱい」だし。映画好きにはどこかしらの部分で刺さる映画じゃないかな~と思った。
あと、自分が仮装パーティーに出席するならフィリックスみたいな羽を背負いたい!!