見出し画像

【映画感想文】\バリー・コーガンが最高すぎる/「Saltburn」を見たよ

Amazon prime video で「Saltburn」を見ました!今年入ってからずっと見たかった映画だったけど、やっと見る決心がつきました!!笑

以下, ネタバレあり(※R18)

Official trailer

アカデミー賞受賞監督エメラルド・フェネルが送る、特権と欲望を描いた美しくも毒のある物語。オックスフォード大学に入学したオリヴァー・クイック(バリー・キオガン)は大学生活になじめないでいた。そんな彼が、貴族階級の魅力的な学生フィリックス・キャットン(ジェイコブ・エローディ)の世界に引き込まれていく。そしてフィリックスに招かれ、彼の風変わりな家族が住む大邸宅ソルトバーンで生涯忘れることのできない夏が始まった

prime video 紹介文より

不穏です

バリー・コーガンが出ている映画は不穏じゃないわけないよね!!

序盤は陰キャの学生が陽キャの学生と親密になっていく話かな?あー、自転車がパンクしたところを助けるのね。男性同士のロマンス映画でよくバイクや自転車が出てくるよね~(ex. Call me by your name, Summer of 85, Sicilia summer)。でもバリー・コーガンが主演な時点で平和に終わる訳ないよね…!!と思いながら見ていた。

はい、平和に終わりませんでした。

色々な手段を使って Saltburn を手に入れました。

豊富な知識と鋭い洞察力を以て貴族一家を手中に収めるオリバー。怖い。怖いよ。


以下、印象的なシーン

バスタブのシーン

いやぁ、やばい。フィリックスが自慰した後の残り湯を啜り、排水溝を舐めるのはどう見ても正気じゃないですね。

でも、こういう見方もできるのかな。
イケメンで高学歴で貴族という"全持ちフィリックス"の自慰後の残り湯=オリバーが手に入れたかったもののメタファーだったんじゃないか。とか。

陽キャ・イケメン・金持ち貴族の全持ちのフィリックス。

作中の印象的なシーンは何らかの意図を持っている。その理由を考えるのも映画鑑賞後の醍醐味だったりしますよね。

オリバーの実家訪問のシーン

オリバーが浴室に携帯電話を忘れて、オリバーのお母さんからの電話をとるフィリックス。オリバーの話では母は精神疾患、父はクスリをやっていると。しかし電話口の声はシラフに聞こえた。会ってみると予想通り普通に優しくて子思いの夫婦だった。つまりオリバーは端から嘘をついてたってわけ。

怖いって。怖すぎるって。

視聴者全員騙されてたよ。

しかし気が動転してる演技がうますぎるよバリー・コーガン。

ラストも鳥肌立った。作中のセリフでもあったけど、goosebumpsだよ。


そうそう、この映画は○○っぽいがふんだんにちりばめられていた。

上裸でバカンスなんて「Call me by your name」(邦題は「君の名前で僕を呼んで」だけど、原題の方が好きだからこう呼んでる。)を彷彿とさせるし、オリーとフィリックスの関係は「太陽がいっぱい」だし。映画好きにはどこかしらの部分で刺さる映画じゃないかな~と思った。

あと、自分が仮装パーティーに出席するならフィリックスみたいな羽を背負いたい!!


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集