サファリハットを縫う
こんにちは。
あきです。
少し前まで怒涛の日々でした。保育園で流行していた胃腸炎が子どもたちに移り、それが私にも移ったところから始まります。かねてより免疫力が低下していたのか、そのまま喉に移行して悪化。急性扁桃炎+扁桃周囲膿瘍というやつになり、3日間40度前後の高熱が続いて病院に駆け込みました。
PCR検査の結果が出次第すぐに耳鼻科に通され、7名ほど待っていた他の方外来患者様たちの順番をすっ飛ばして診てくださいました。待合室での様子が重症者のそれだったようで…
そのまま血液検査を経て数値が悪いことを確かめ、入院となりました。当時は数日間まともにご飯を食べられていなかったし、脱水もひどかったです。入院中に点滴を朝晩打ち劇的に回復しました。が、扁桃炎は繰り返すそうで、またいつなるかと思うとガクブルです…
さて、病気の話が冒頭になってしまいましたが、疲れが一番の原因になるそうです。とはいえ仕事も辞めるわけにはいかないし(←個人的にはそこまでストレスとは思っていないし嫌いでもないし)、子育ては大変ですが死ぬほど追い詰められているとも思っていない。けれども知らず知らずのうちに心身は悲鳴を上げるんだなぁと、改めて実感しました(^_^;)
Twitterでフォロワーの皆様に頂いたメッセージも心強く、励みになりました。この場をお借りして、感謝申し上げます。
前置きが長くなりましたが、そんなこんなで趣味にかける時間もしばらく取れておりませんでした。近々ではオヤ編みに熱中しておりましたが、キラキラのアクセサリーが結構溜まってきて満足してきた&残念ながら身につける機会が少ない…ので、実益を重視してミシン手芸にシフトすることにしました。
さて、今回の記事で取り上げるのは、帽子です。暑い季節にぴったりなサファリハット!
最近いろんな友人からキャンプに誘われるので、アウトドア嫌いの主人もついにキャンプに目覚めました。次男はまだ小さいのでわかりませんが、長男もキャンプの楽しさにすっかりハマり、この記事を書いている今も夫と長男と、夫の友人親子と男4人のキャンプに行っております。
(私は次男とお留守番…静かなのでよく寝てくれる^_^)
夏、そしてキャンプに似合う帽子といえば「サファリハット」かなと思い、制作することにしました。
パターンはこちらの「Rick Rack」様で購入しました。大人用と子供用の2種類販売されています。
洋裁のパターンは基本的に本や雑誌、ネットで検索して出てくる無料パターンを入手していたので、このように有料のパターンを購入するのは初めてでした。
そのため正直言うと「このお値段でパターンを購入するのはちょっと贅沢すぎるかしら…」なんて思っていたのですが、その考えはパターンが手元に届いて180℃変わりました。
作り方のテキストは懇切丁寧、手順はフルカラーで見やすい。細かいポイントもばっちり抑えてあります。帽子は難易度高そうだなと身構えていましたが、これは自宅にいながら通信講座でレッスンを受けるレベルの丁寧さです。すっかりRick Rackさんのファンになりまして、後々大人用のパターンも購入してしまいました。
パターンを読んでやる気がさらに上がったので、まずはハギレを使用して練習用作品を仕上げることにしました。以前鎌倉スワニー様でワゴンに入っていたものかなと思います。
さらにチェックアンドストライプ様で購入したハギレを裏地に、タグも同じくチェックアンドストライプ様で購入したものをつけてみました。
「つば」の部分にも裏地と同じ生地を使用してしまうミスがありましたが、これだけでも凄く満足な出来!夫はこの帽子が一番気に入っているようです笑
しかしその後に本番布で再度作成。長男用と次男用の2種作成しました。
以前町田のオカダヤさんで入手したお野菜生地。あまりにも可愛くていつか絶対子どものものを作ろうと考えていました。
長男はとうもろこし大好物なので、それだけでもテンション上がって家の中でも身につけてくれていました。
裏地はチェックアンドストライプ様で選んだチェック生地。赤のトマト帽子の方はすこしシワ加工されていています。
ネームタグもつけてみました。完成度上がりますね!
なお、サファリハットのポイントのひとつがつばの部分のステッチです。幼児サイズでも計6本のステッチを縫います。
パターンにステッチガイドなるものが付属しており、ミシンにテープで貼り付けて使用するのですが、うちのミシンの仕様なのか縫ってる時に撚れたり巻き込まれたりが多く…
結局ミシンの「抑え」がちょうど指定の幅と同じ1センチだったので、こちらを使用することでキレイに縫えるとわかりました。本番前の試作ってかなり有効ですね〜。
自分でもこんな帽子が作れるんだ!と嬉しくなる一品でした。
夫も欲しがってくれているので、今は慣れない防水生地で大人用の4個目を作成中です(*^^*)
読んで頂き、ありがとうございました。