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セ・リーグが交流戦を勝ち越せた要因は   ロードにあり!?

コロナウイルスの影響で
2年ぶりの開催となったセパ交流戦は
12年ぶりのセ・リーグの勝ち越しとなりました。

「セ・リーグがなぜ勝ち越すことができたのか」
ということを過去3年間と比較してみると
ロードでの成績が向上したことが見受けられます。

     ホーム      ロード
2017年 30勝23敗1分   21勝33敗
     2018年 27勝26敗1分   21勝33敗    
  2019年 23勝31敗      23勝27敗4分
 2021年   25勝23敗6分          24勝25敗5分

2017年と2018年はホームでは
セ・リーグ全体として勝ち越していました。

しかしロードの
10以上の大幅な負け越しによって
トータルで負け越しとなっていました。

それらと比較して
今年2021年は
ロードでの負け越しが「1」と
ほぼ5割
でした。

その結果
ホームでの勝ち越しを活かして
12年ぶりの交流戦勝ち越しとなりました。

ホームとロードで
成績に差が出てくるのは
DH制が影響していると考えられます。

パ・リーグ主催の試合では
DH制が導入され、
セ・リーグ主催の試合では
DH制は導入されていません

そのため
どちらのホームなのか
ということで
普段とは異なるオーダーにしなければいけません。

そして
作戦やベンチワークも
普段とは違ったものになります

もちろんDHが導入されることで
恩恵を受けるチームもあります。

傾向としては
外国人やベテラン選手
DHに入ることが多いです。

ポジションの関係で
普段は代打などに回っている選手が
DHに入ることで
打線がつながるようになり
得点力が増える
という効果もあります。

DHに入っても
普段通りに能力を発揮できる選手がいるかどうか
DH適性があるのかどうか
という見極めが
ロードで勝てるかどうか
につながってくると思います。

交流戦2位の阪神はサンズ選手や糸井選手、
3位のDeNAはオースティン選手やソト選手など
がDHを務めました。

こういった選手が
DHでも結果を残したことが
交流戦上位となった要因ではないかなと。

今シーズンは
ロードでもほぼ5割の結果となったことで
セ・リーグの勝ち越しとなりました。

来シーズン以降も
ロードでの戦い方が
カギになってくるのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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