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自由、平等、多様性…失うものも大きい

少子化対策は、金の問題ではないと
オレはずっと訴えている。

国が子どもひとりひとりに対して
金くれるから子作りしようぜ!
ってならないだろ?

多様性が叫ばれるようになり
人々の価値観は大きく変わった。

戦後の高度成長期とは
全く違う今の日本。

「家庭」、「家族」への考え方も
昔とは遥かに違う。

そんななかで、子どもの数を増やすのは
至難の業ではなかろうか。

幼稚園や保育園を作ろうもんなら
地域住民が、子どもの声がうるさいからと
反対運動をするような現代日本に
真剣に少子化問題を考えてる人々が
どれだけいるだろうか?

子どもがうるさいのは当たり前。
むしろ、静かなほうが怖いくらいだ。

みんな、無関心なんだよね。
自分のことばかりでさ。

オレは、幼稚園のすぐ横に住んでるが
子どもたちの声がうるさいなんて
気になったこともないし
元気な声を聞くとなんか安心するよ。

幼稚園を作るのに反対する人の
気持ちが理解できないね。

みんな誰しも昔は子どもだったんだよ。

うるさくして、いたずらして
周りの大人たちに迷惑をかけてきたんだ。

そういうことを忘れちまうのかな?

静かな日常を奪われることに
嫌悪感を示し、ひたすら反対する。

騒音というか、音に敏感になりすぎてる
今の人々。

普段は我関せずだが、自分の生活圏に
変化が起こりそうになると
猛烈に拒否反応を起こす。

自分さえよければっていう
今のこの国に、安心して子育てできるような
環境はあるのかね?

なかなか難しいね。
自由や平等、多様性。
反面、失うものもたくさんあるということ。

いや、失うもののほうが
多いのかもしれないね。

蓋をしちゃだめだよ!
不都合なことにさ。

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