
自由英作文のコツと使える表現メモ【大学受験】
国公立大学志望の中には、2次試験で「自由英作文」が出題される方もいます。
日本人なのに、いきなり英作文を作れと言われても、最初のうちは困惑します。
それも、60字以上の文を作ることは難しい人がほとんどです。

ですが、大学受験における英作文は、求められることが少ないです。
制限時間内に60字以上の英文を書くため、事前に決まりを決める方が良いです。決まりがあるだけで、比較的楽になります。
そもそも、共通テスト対策しながら、英作文の勉強するのは、大変なことです。
国公立志望だと言っても、自由英作文は2次試験の一部でしかありません。
そういう側面からも、ルールを決めておくと、取り組みやすいです。
そのことを踏まえて、「自由英作文のコツ」を解説していきますね。

僕は文転をしており、文系の国公立大学へ進学しました。
元々、英語が好きではなかったので、ルールを設けて、英作文に取り組みました。
英作文の評価の基準例
簡単に説明すると、「論理力」と「表現力」が重要になります。

それを短時間に、ソコソコのレベルまで仕上げるのが目的です。
その1:語彙・文法のミスがない
凡ミスを防ぐのは、英作文で1番大事と言っても、過言ではないです。
単語を知っているのに、間違えてしまうのは、もったいないです。
普段ならば、ミスしないことも、焦っていると違います。
英作文に慣れていない最初の頃は、よくしがちです。
各単語のスペルミスで、マイナスされていくことが多いです。
つまり、ミスの数だけ減点されていくということです。
また、たかが「単語ミス」と思われますが、1ミスで文の意味が通らなくなることもあります。

周りと差をつけないためにも、確実性を優先した記述を行いましょう。
もし、語彙に不足を感じているならば、インプットもしましょう。
その2:話が飛躍していない
試験では、紙の解答用紙が設けられています。
そこに書くことで、答えを表現することができます。
そのため、採点者から見て、話の飛躍は減点になります。
口頭では違和感なくても、話の飛躍には注意です。
余程、話がぶっ飛んでいなければ、問題はありません。
例えばと書いてるのに、具体例を書かないとかです。
個人的に採点者にすんなり分かってもらうが優先です。
文全体の構成の上手さを見せつけるつもりで書きましょう。
その3:テーマに対する意見が明確
あくまで、大学受験の自由英作文は、テーマがあります。
それに対して、意見を明確にしないといけません。

読み手にも分かりやすくするため、最初に自分の意見を書くことが基本です。
それさえできていれば、意見が曖昧になることはありません。
むしろ、譲歩表現を利用して、反対例を使うテクニックもあります。
ただ、文字数的に、厳しくなることも多いです。
ここで大事なのは、自分の意見を明確にして書き始めることです。
それは、英作文に取り組むにあたって、大事なことになります。
その4:意見を支える具体例の質
英作文で差をつけたいならば、具体例の質を上げましょう。
ここを磨くことで、他の受験生と差をつけることができます。
ただ、英語が得意でなければ、わざわざ意識しなくても大丈夫です。
減点されない英作文を心がけていれば、受かります。
曖昧な単語で勝負に出て、受験に挑む方が、怖すぎます。
確実に点を確保する方が安全になります。
自身の時間の都合上で、判断して取り組むことをおすすめします。
自由英作文の注意点
その1:15分以内に書き切る
本番の試験では、解答時間が決められています。
そのため、普段の勉強でも、時間を意識することが必須です。

時間が無制限であれば、確かに良い文が書けるかもしれません。
ですが、それでは、試験には落ちてしまうことがほとんどです。
制限時間内に、解答を作ることが求められています。
自分のルールとして、1文15字×5文程度のルールを作ってました。
そうすることで、構成もシンプルになり、伝わりやすいです。
満点を取る記述よりも、6〜7割確保できれば、満足です。
その2:英語でメモを作る
構成を考えるときに、英語でメモを作ることも大事です。
実際に手を動かしてから、単語で困ると時間をロスします。
また、過去問ならば、英長文の使えそうな構造も利用します。
自由英作文以外にも、問題があるため、他の英文を参考にしてました。
そうすることで、構造を自信を持って書くことができます。
構成の段階で、8割ほど出来が決まったようなものです。
その3:名詞を”疑問詞+SV”で表す
自由英作文では、名詞に注意する必要があります。
「温泉のよさ」⇒「温泉の〇〇する良さ」と考えなければいけません。

〇〇には、入ること・見ること・行くことなどが入ります。
名詞は簡潔に表せる分、相手に伝える面では、劣っています。
文字数も稼ぐことができるため、覚えておきましょう。
ただ、全部名詞にする必要はなく、具体性を増したいときのみでOKです。
その4:文字数UPのコツを抑える
数量を用いて正確に
副詞を用いて鮮明に
具体例を用いて正確に
上記のように、文字数を稼ぐことで、採点の基準を満たすことができます。
字数が少なすぎると、採点以前になってしまいます。
最低でも、10字以内の誤差に収めて書くことが無難です。
反対に、多い分には、どうにかなるケースが多いです。
ただ、決められた字数近くで提出するのがベターになります。
次の章では、より具体的な使える表現を紹介していきます。
英作文での使える表現例
事前に使う表現を覚えておくことで、メリットがあります。

些細なことですら、得点差になるのが、英作文です。
無駄を減らすために、英文をいくつか覚えておきましょう。
I (don't) agree with the opinion that S (should)V
One reason (I think so) is that SV. →具体例へ
But more important reason is that SV. →具体例へ
模範解答で良いなと思った表現もメモしましょう。
文末のsuch as A,B,and so on.もかなり使えます。
そうすることで、より洗練された文章を作ることができます。
そのため、自由英作文のやり直しはかなり大事です。
自分で復元できるレベルまで仕上げておきましょう。
自由英作文のまとめ
ここまでお疲れ様です。

この記事では、英作文の基本的な部分をまとめて書いています。
何度も繰り返して確実に覚えましょう。
土台が出来たならば、実践して知識を蓄えていきましょう。
時間内に、6割以上の解答目指して頑張りましょう。