40代のキャリアの考え方。。。パート5:誰よりも頑張り最後は自分の言葉で会議を締めることの大事さ

さて、このテーマ「40代のキャリアの考え方って。。。」では、40代半ばを迎えた自身の棚卸しの一環で、自分の目に見えていない他者との「差別化要素」を可視化する目的でnoteしてます。

その中で、資格などの履歴書や職歴で記載できない固有のソフトスキルは何か、という観点で、地頭の良い方々とお仕事をする中で見つけた自分なりの差別化要素として、「仕事への探究心」と「周りを巻き込む力」についてお伝えしました。そして、特に後者の「周りを巻き込む力」を分解していくと以下4つが出てきました。今回はした2つについて整理してみたいと思います。
「その仕事内容に誰よりも興味を持つこと」
「バカを演じる」
「最初にだれよりも汗をかき、仕事をする姿勢をみせる」
「自分の意見を最後に言う」

「最初にだれよりも汗をかき、仕事をする姿勢をみせる」

「役割通りにあの人は仕事をしてくれるかなぁ?」
「次の打ち合わせで余計な仕事が降ってきたらどうしようか?」
「何で私だけ仕事量が多いのか?」
「誰も拾おうとしないグレーゾーンの仕事は誰がやるんだっけ?」

↑のような悩み、ってどんな仕事でもありませんか?頭の中で思っていても口に出してメンバーへ共有すると、自分が引き受けないといけないと思い、言い出せない事ってあると思うんです。

私もメンバーとして仕事していた当初はリアテクティブに自分の責任の範囲でやれることをやろうと取り組んでいましたし、そのためそれなりのパフォーマンス、というか及第点は採っていました。

が、ところが上記の受け身のスタンスだとマネージャーからすると、ちっとも嬉しくないんですよね。最低限のパフォーマンスを出すことはプロとして当たり前だし、言わずもがななので。

それよりも成果や評価に直接的に結びつかない泥臭い仕事を引き受けるマインドがすごく大事だと思うんです。泥臭い仕事を引き受ける、というマインドやスタンスがとても大事であり、泥臭い仕事の成果などは二の次です。この事によりマネージャーからすると、「どんな時も逃げないで仕事に対しがっぷり四つで取り組む人間」と思ったり、「会社/チームの視点で仕事ができる人間」、と感じたりします。

また引き受ける側としても、他のメンバーが知らない情報が手に入ることにより、仕事をリードする事ができたり、1,2上の階層の視座で仕事ができたりするため、投資対効果に見合う活動だと思ってます。

そして、マネージャーとして誰よりも熱心に仕事に取り組む姿を見せることによって、メンバーからの信頼を得ることに繋がり、士気を高める事が可能になります。また、マネージャーと言えどもスーパーマンではないため得手不得手があるので、メンバーからのサポートも得やすい環境が作れます。

「自分の意見を最後に言う」

会議終盤のWrapUp時の議論整理は、必ず自ら積極的にやってみることをオススメします。いくつかの効用を記します。

「自分の理解の確認になる」
大勢いる場での発言は躊躇することもありますが、他のメンバーも頭の中で感じている言葉の定義、そして結論とアクション・アイテム(誰がいつまでに)を率先して発言し整理することにより、大勢いる場での確固とした理解の確認に繋がりますし、知らないことを恥ずかしがらずに聞く姿勢は周りにとっても良い評価につながっていきますのでお試しください。

「その会議の中心になることができる」
議事録見ていてもわかると思いますが、最後の締めくくりを自身が行うことにより、この会議の指揮者になることができます。この事により、その仕事を先回りして考える事が可能になり、予期もしない仕事が降って来なくなります。つまり、仕事をする側から仕事を生み出す側への転換が可能になります。これはとっても大きな事ですし、仕事のやりがいや取り組み方にも直結します。

いかがでしたでしょうか。自身のソフトスキルについて脈絡もなく書いてきましたが、こうして書いてみると頭の中が整理できたりしますし、もっと伸ばして行きたいスキル、補完しないといけないスキルなどが明確になってきました。このソフトスキルについて共通する事は、座学ではなく日々の仕事を通してでしか洗練されない点です。日々愚直に仕事に向き合う事で培われるスキルだと思いますし、そうして考えると少しですが日々の仕事のモチベーションアップに繋がりますよね!!


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