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【コラム】秋アジングの極意

どうもぐっちあっきーです
・冬は湾奥(溶存酸素量が多いため)
・春は運河周り
・夏は河川周り
(溶存酸素量が少ないため)
が良いと言われていますが
・秋は沖に面した常夜灯先端や岬?
(ベイトが回遊してくるから)
とよく聞きますが本当に?
潮周りや状況によると思います
個人的なポイント選定を中心に
持論ですが「秋アジングの極意」を
語っていこうと思います
よろしくお願いします


1.はじめに

結論からいうと
秋はポイント1点集中狙い
(予測を立ててポイント選定する)

をした方がサイズ・数ともに
釣れると思います

1点集中狙いでサイズ・数も出る(2時間弱)

それに、ハイシーズンの
上げ(下げ)3分or7分で
常夜灯先端に入ることは
先行者が多く難しいし
ストレスになりやすい
と思います

今回は少しでも常夜灯先端依存から
脱却する考え方
をお伝えできたら…
と考えています
(※常夜灯先端を否定している
  わけではありません)

2.そもそもなぜ流れがアジングにいいのか?

ジグ単だと流れの変化を感じやすい
といいますが

そもそもなぜ魚は流れの変化に
ついているのか?
→ベイトを効率よく捕食するため
です
そのため、良型ほど条件が
良い場所に入ります
(これはスズキも同じですね)

逆にいうとずっと強い流れ
(上げ下げ3分、7分)に居続けるのは
魚にとってもしんどいのでは?
遊泳力が弱いベイトは
流されてしまうし…
秋は湾奥までベイトが入っていくので(上げ下げ3分、7分のタイミング?)
フィッシュイーターであるアジも
湾奥などに移動していると
私は考えています

具体的には

①上げ(下げ)3分or7分

ベイトを追って常夜灯先端や
岬などを通り湾奥に追い込む
または、湾内から外洋に出る
ベイトを待ち構えている
全体的に魚が散っており、地合いが短い

②干潮、満潮

潮が動かなくなるので
最湾奥にステイ(休憩)するか
流れが出ている場所に溜まり捕食
魚が一か所に集まるので
当たればサイズ&数ともに出る

③ 上げ(下げ)5分

シーズナルパターンやエリア
気象条件や大型のフィッシュイーター
(シーバス、アオリイカなど)
外的要因で変わったりするので
一概に言えないのですが
上げ下げ5分でまったくダメな時は
外的要因かな?
と推測できるかと思います

シーバスが入ってアジが不調だった時

3.どういう所に流れはできるのか?

全体の潮が止まっていても
地形変化により潮が流れている所
(急に狭くなったり
広くなったりしている所)
ミクロでいうと
例)
・湾の出入り口
・海峡
・河口

ざっくり書くとこんな感じです
(流心の流れが強くなる)

マクロでいうと
例)
・橋脚周辺
・波止と波止の間
・テトラポットなど

夏は溶存酸素量が低いので
河川周りしか回遊しないと
思われますが
秋〜冬〜春は
湾奥まで回遊する
または、条件がいい所に居着き
小移動していると思います

4.秋におけるポイント選定の考え方

例)12/18(月)後中潮 干潮19:30 満潮1:30だとすると

→潮が悪い、大潮の日に行こう
→潮が動く21:00くらいから行こう
→潮間が悪い日に釣りに行って
何も釣れずに帰りたくない
という釣り人の心理になるかと
思います
(私も以前はそうでした…)

こういう潮周りの日が釣り人が多い

大多数の方もこのような考えから
休日でも干潮潮止まりに意外と
1級ポイントが空いている
のです

私の最近の基本的な考え方として

①干潮、満潮、上げ(下げ)5分

湾の出入り口、海峡、河口、橋脚周りなど
普段流れが強いポイント
あるいは、ベイトがたまっていそうな所
→上げ下げ5分でまったくダメな場合は外的要因の可能性が高いです

②上げ(下げ)3分or7分

湾奥、運河、あるいは常夜灯先端、岬
普段流れがゆるい所
あるいは、ベイトが回遊してくる所

を意識してポイントに入っています
一日中、しかも夜中まで
私は釣りができませんので
特に秋は夕マズメ~21時くらいまで
ポイント1〜2点集中狙い
(1~2時間)でやっています
まったく初めての場所は
上げ(下げ)3分or7分で
ポイントの傾向を掴むために
入りますが傾向が掴めれば
ポイントの特徴を踏まえて
狙い撃ちした方が
常夜灯先端をランガンする「のみ」
よりかは釣果が出ると思います 

例①干潮潮止まり

例②上げ7分湾奥エリア

例③下げ7分海峡付近湾奥エリア

例④満潮前後潮が動き出す時合


私の場合特に秋は
ホームフィールドと呼んでいる所がなく
潮や気象条件で条件が良い所を
優先して選定して入る
ので
「あの人最近見かけない」
って冬によく言われます(苦笑)
呼子/伊万里湾/松浦/平戸/
大村湾/西海/橘湾/島原...
行ける範囲であちこち行きます

ある程度潮通しが良ければ
湾奥の常夜灯下でもよく(特に冬)

常夜灯先端にこだわる必要がない
のです
(ベイトの適水温15℃を下回って
しまうとベイトパターンが成立せず
厳冬期はかえって釣れないことも…
湾奥のアミパターンに
切り替えた方がいい)
最湾奥の常夜灯下は結構空いている
ことがあります
光量より水深、潮通し(流れの変化)が
アジングにとっては重要
だと思います

ベイトが接岸するなど情報が
入っていればいいですが
闇雲に「離島アジング」など
は博打の要素が高いと思います

前回の釣行でも書きましたが
わざと干潮潮止まりを
狙い撃ちしています

5.まとめ

秋は魚やベイトが多い反面
なんとなくやっていると
「時合がすぐ終わってしまった。
SNSを見ると他では釣れているのに…」
という風なことがよくあります
ポイントが悪いのかと思い
夕マズメから常夜灯先端ポイントを
場所取りをしても
ベイトが回遊して来なければ
まったく釣れなかったというのも
よくある話です
常夜灯ランガンをするということは
先行者も同じ考えの方が多いはずです
場所が取れなかった
場所が後行者から荒らされたetc...
かなりストレスが溜まります…

常夜灯先端に依存せず
潮周りやシーズナルパターン
状況環境の変化
(ベイト(小魚orアミorバチ)
水温、風向き、地形変化、
流れの強さ・向きなど)
を見てポイント選定を
することがとても大事
だと思います

また、攻めるレンジや使うタックル
道具(ワーム、ジグ単、ライン)も
変わってくるので取捨選択が必要 
になるので、こういう所も含め
アジングの醍醐味なのかなーと
考えています

常夜灯があるかないかだけでなく
1日の潮汐を読む
2週間(小〜大潮)の潮汐を読む
1年の潮汐を読む
漁港全体に目を向けてみる
エリア全体から俯瞰してポイント選定
(ミクロの視点)
気象条件などでエントリーする
エリアを取捨選択すること

が大事です(可能であれば)

釣具店の釣果情報は活用しつつも
口コミは参考程度に
自分はどういう釣りをしたいのか
自分軸を持って釣りをすることが大事

だと思います

先行者がいたから釣れなかった
(人がいたから釣れない)

自分でポイントを選定した
(先行者がいた自然相手なので
ポイントを変えた)
では
同じようでいて違います

#コラム #アウトドアをたのしむ #釣りを語ろう #アジング #再現性

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