
みんなの25年
今日は私の25周年のツアー SCIENCE FICTIONに来てくれてほんとみんなありがとう
ファンクラブもないからチケットもいろんな入手の仕方があったり いろいろ応募してもらったと思うし 遠くからもいろんなとこから来てもらってると思うし いろいろ都合もさ 子ども預けたりとか仕事休んだりとか体調整えたりとかしてくれたと思うから 私もここに今日来れるように頑張ったけど 待ち合わせ成功ってことで ほんとありがとう
今回は 私の25周年なんだけど 自分の25年間を祝ってもらうんじゃなくて むしろ自分が主役のパーティーとかちょっと苦手なタイプで だけど今回は 私のじゃなくてみんなの25年間を 私も含めね 一緒に歩んできた25年間を振り返ったりお祝いしたりお疲れさま〜って言えたらいいなと思って だからみんなが来てくれないとできなかったんだ だから集まれてこうやって同じ気持ちになれて嬉しい ありがとう
25年もあれば いろんなことみんなあったと思うけど でも 楽しかったことも良かったな〜ってことも 嫌だったな辛かったな〜って思うことも 全部同じくらい一歩ずつ自分をここに連れてきてくれたんだな〜と思ったら まあなんか悪くないな 良いじゃんって思えるようになって 人生生きてると望んだものが必ずしも自分にとって良いこととは限らないし 望まなかったことがすごく自分を成長させてくれたり 何かを失ったりしても 失ったってことは与えられてたんだな〜って気付かされたり 失ったものはずっと心の一部になるって知ったり 与えられなかったものも自分をすごく豊かにしてくれたな〜ってこともわかったし 与えることの喜びとか満たされる気持ちもわかったし すごく私は良い25年だったなと思うから みんなもそうだと良いなと思うし これからの25年も良い時間になるといいなって思う とにかく今は最高!ってことで とりあえずみんなおめでとう!!
U-NEXTで限定公開されている宇多田ヒカルの25周年ライブの映像を見た。私は7月の福岡公演に行ったのだが、今回の映像は公演最終日の横浜Kアリーナの映像だ。スペシャルゲストなどもあり、後半の演出が違うとわかっていたのでとても楽しみにしていたし、そもそも7月にライブを見て以来、ずっとあの感動が忘れられなくて、もう一度味わいたいと 映像公開を心待ちにしていた。
映像を見ていると、福岡公演での出来事がひとつひとつ細部まで思い出された。本当に幸せな時間だったな〜としみじみ。あんな幸せに満ちたライブ体験を今後できるだろうかと不安になるほど、かけがえのない時間だった。
冒頭に記録した宇多田ヒカルのMCの言葉を何度も繰り返し見ている。この言葉を聞いただけで、私の25年間も何だかすごく良い時間だったなと思えた。それくらい胸にストンと落ちてくる言葉だった。中学生でAutomaticを聴いて衝撃を受けてから、25年間ずっと宇多田ヒカルの音楽は私のプレイリストに入り続けている。今もお気に入りのマイリストを開けばtime will tell やOne Last Kiss、君に夢中やLetters、In My RoomやElectricityなど、発売日も関係なくいろんな曲が並んでいる。宇多田ヒカルの音楽に「古い」とか「新しい」という概念はない。いつ聴いても、いつも何かの曲が、歌詞が、私を支えてくれている。
次に宇多田ヒカルのライブに行ける日はいつだろう…。
”また行きたい”という気持ちが生きる気力になった。ライブ映像を見終わって、「長生きしなきゃなあ」って大袈裟ではなく思った。何年後かわからないけど、その日を夢見て生きようね。
