「お金の牢獄」に囚われていませんか|お金との関係性

もう自分は牢獄から解放されたと思っていた
しかし、まだ、囚われていたことに気づいた
移住先での家探しをしていたときのことだった

最近、「4つの牢獄」というお話を聞く機会があった
それらの牢獄に囚われている人は、自由に生きられない
気づいてそこから出る必要があると
「お金の牢獄」
「他者の牢獄」
「時間の牢獄」
「健康の牢獄」

この4つ
どれも少なからず囚われているところはあると自覚していたが
「お金の牢獄」からは、ほぼ出れた!自由だ! と思っていた
しかし、移住先の家探しをしている中で
今でも根強く囚われていることに気づかされた



30代の10年間、
会社をやめるために、やめたときに暮らせるように、
お金を貯めることに躍起になっていた
その時の自分の行動/お金との関係性を振り返ると
・賃貸家賃はエリア平均の半分近い 1K (通勤2時間、時折雨漏り)
・旅行や人と会うなど、体験には投資しない
・服や服飾だけは好きなものを買う
・自己啓発講座・書籍には最低限の投資


40代になって”念願の”転職をして、
「会社をやめるための貯金」は目的ではなくなり、
「貯める」ものから「使う」ものへと、お金との関係性は大きく変わった
・少し背伸び家賃の1LDK(生活にも通勤にも便利なエリア、新築)
・年数回の旅行で体験・経験を買う
・ヨガや筋トレ、プールなど、健康を意識した投資増


またひとつ関係性が変わったのは、
2021年、マインドフルネスを学び始めた後
やりたいことが溢れてきた
それまで「安心のために貯金」してきた資産を切り崩して
とにかくやりたいことを叶えてあげようと、
自身のスキルアップや、自己理解を深めることにつながるものには
”いとめをつけず”投資した
遠くに住む会いたい人にもどんどん会いに行った
マインドフルネスに出会う前のわたしは、
「生きる」ことに消極的で
「生存している状態を維持する」ためにお金を「使って」いたけれど、
「生きていく」ためではなく「自分を活かす」ために
お金の力を借りるようになった
投資した分の経験が得られ、さらに循環して新しい体験を生む
とてもとても”いいお金との関係性”が、自分の中に確立した


だから、思っていた
「お金との関係性は良くなった」と

移住先の家探しをはじめたときに、恐怖が襲ってきた

仕事も変わる
給与はこれまでの会社員時代の4分の1、しかも3年限定
4年目の収入は予想できない
移住先の家賃相場はおもっていたものの2倍近い
選択肢がどんどん狭まっていく感覚
家賃に全てを奪われ、他のやりたいことができなくなる感覚
「お金がないとこうなってしまうのか…」

そんな思考を繰り返していた中で
冒頭の「4つの牢獄」の話を聞く機会があった

最初聞いた時
「わたしはマインドフルネスを実践して変わった」
「お金の牢獄にはもういない、大丈夫」
と思った
しかし
家探しを進めようとするたびに自分の中に湧いてくる恐怖を
少し立ち止まって観察してみた、深堀りしてみた

そうしたらそこには
「お金に代わるものはない」
「もしお金がなかったら、代替選択肢はなく、
 あなたはやりたいことは絶対にできず、
 よって人生は不幸である」
という思考があることに気づいた…

…なんということだろう

「お金といい関係性が築けている」と思っていたのは
「お金に余裕がある状態だったので問題が見えていなかった」
というだけだった
「潜在意識ではお金に囚われている」マインドを
「表面的にはお金を自由に使っているかのような行動」で
覆い隠していただけだった

気づいたからといってすぐに牢獄から出られるわけではない
思考の癖がなくなるわけではない
しかし、牢獄にいることに気づいたからこそ、できることがある

一足飛びに劇的に変わることはないかもしれないけれど
これを始めてみようと思う

・お金に感謝をする
・お金を払うときに感謝をする(手を合わせて、言葉で伝える)
・お金を払うとき、その価値を提供することに関わってくれた環境や人たちに感謝する(手を合わせて、言葉で伝える)

「お金」を「お金」以外のとらえ方ができるように

ここからはじめてみようと思う


拙い文章を読んで下さり、ありがとうございます

今日といういちにちが
あなたにとって素晴らしいいちとなりますように
心からお祈りしています

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