お好み焼き
昨夜、寝る前に見たテレビの影響でお好み焼きが食べたくなった。
何かの番組だったのかCMだったのかも思い出せないが、それを食べたい欲だけは朝になっても変わらなかったので、開店と同時にスーパーへ。
東北人の粉モノ摂取頻度がどれほどなのかわからないが、私の場合は半年に一度程度である。なのでもちろん最初から出汁も入っていて簡単に作れると言われている『お好み焼きの粉』を買う。
ところがレシピ通りに作ってみても、いわゆるフワフワとは程遠く、半年ぶりにお目にかかった姿はやはりボテボテなのである。
フワフワに仕上げようと思う反面、心の中では豚肉の火の通りが気になる。
「もうちょっと待ってから」、「あともう少しだけ焼いてから」などと葛藤している間に、フワフワになる機会を失ったボテボテが出来上がるというわけだ。
粉モノ文化に精通している人に教えを乞うべきか、豚肉の焼き加減が気にならないような催眠術をかけてもらうべきか。悩みどころである。