主人公に求められる「ギャップ」のはなし。
「いぇーい」
「嬉しそうだね」
「主人公が勝ったから」
「応援してるんだね」
「うん。ギャップがね、いいの」
「ギャップか」
(ある師匠と弟子の日常)
こんばんは、LearnTernのAkiです。
前回noteの宣言通り、昨日は「理解の6側面」について書きました。
いつもよりTwitterで反響があって、嬉しかったです。要分析ですね。
さて、今日のnoteは「理解」とは何の関係もなく、「主人公が持つギャップ」について書こうと思います。
主人公の条件と特徴
僕は「主人公」が好きです。
そもそも僕の活動目的は「主人公になる」「主人公を増やす」ことです。
ところで僕は「主人公の条件」というものを3つ考えていて、それがこちら。
1)「敵(欲求と障害)」を持っていること
2)「成長(変化)」があること
3)「仲間」との出会いがあること
今回はそれに加えて「ギャップ」という特徴もあるんちゃうと思い、noteを書いてみることにしました。
ギャップを持つ主人公たち
-落ちこぼれなのに、他の人にはない能力がある
-海賊だけど、人を助ける
-世界一を目指しているのに、バカ・考えなし
-超科学的・合理的なのに、ロマンチスト
-見た目は子ども、頭脳は大人
ギャップは「普通の文脈とは外れていること」です。
「普通ならこうだよね」から外れているのがギャップです。
考えてみれば当たり前で、普通通りに進んでいく物語なんて誰も興味ありません。
ギャップが見えた時、僕らは驚きます。感情が動きます。
そこで湧いてくるの「興味」です。
主人公のギャップとストーリーの魔力が重なることによって、僕らは主人公の魅力に惹き込まれていきます。
このギャップは魅力的な商品やサービスにもあるかもです。
このようなギャップをデザインするためのプロセスは2段階。
① 自分の乗っている普通の文脈はどのようなものか?を考える
② その文脈で「ギャップ」になることは何か?を考える
無理やり「ギャップ」をつくるわけではなく、「ギャップ」になりうるものを見つけて、それを強調していくイメージです。
学習×ファンタジー
僕はLearnTernで「学習」をテーマに活動しています。
「学習者のレベルアップ」が目的です。これは途中で貼った記事にも書いてありますが、そのさらに上の目的が「主人公を増やす」だったりします。
「学習」というと、なんとなくカタそうなイメージを持つ人も多いかもしれません。学校でのネガティブな印象もあるかも。
また、僕はアカデミックな理論とか引っ張ってきてます。
それもまたカタそうですよね。
ここで僕が持っているもう一つの要素「ファンタジー」の登場です。
僕はファンタジーが好きです。小学生のころに貪るように読んで、それからもずっとファンタジーと一緒にいます。少し頭にスキマができると妄想したりしています。
僕はこの「ファンタジー」を学習に掛け合わそうとしています。認知心理学などの科学的な知見も加えた「学習」に「ファンタジー」を掛けようとしているのです。
ここが僕の「ギャップ」になります。
現状のLearnTernはまだまだですが、今つくっている<Castle of LearnTern>から本格的にファンタジーを取り込んでいきます。
待っててください。
ではまた。
ーーAKIーー
ーNo Gap, No Storyー