「痛みを感じる」ということ
生きていれば、病気になることもあるし、怪我もする。
事故に遭う事もあるし、当然、歳はとる。
10代の頃は「肩こり」なんて感じなかったし、50代の今のように「腰痛」なんて、全く他人事だった。
「痛みを感じる」ということ
普通「痛み」は、苦痛なので、誰もが嫌だ。
嫌だけれど生きていると、色んな痛みを感じる。
老いる
「生きる」は「老いる」と同じことになる。
1日生きれば、1日老いるから。
老いると、体のあちこちに不具合が生じる。
眼・腰・肩
テレビでCMにあるような薬品に頼ることにもなる。
若いときにできたことができなくなるのは、苦痛でしか無い。
病にかかる
誰だって病気にはなりたくないが、大なり小なり病気になる。
虫歯だって病気のひとつ。
放っておくと脳にも影響が出る。
アスリートが白血病になったり、脳出血で倒れることもある。
最近でも「ギランバレー症候群」や「脊椎空洞症」などの病気が、色んなメディアで知らされる。
「苦しみ」そのものは「不幸」ではない
誰も味わいたくない苦しみを、誰もが味あわなければならない。
しかし「苦しみ」そのものは「不幸」ではない。
詳しくは「人間万事塞翁が馬」という故事を調べてほしい。
一見、「苦しみ」と思ったことが、「楽しみ」の元になったり、一時「喜び」だったものが「哀しみ」に変わったりする。
大切なことは?
辛さや苦しみを味わうと、同じように苦しんでいる人の苦しみが、わずかでも理解できる。
人間なら「可哀相だな」と思える。
その人のために、何かできないかな?
そんな思いが出てくるようになるはず。
苦痛の連鎖を止める
自分の悲惨な過去をネタに、人の感情を動かして、ロクでもない商品を売るようになってはいけない。
お金が無くて、明日の生活にも困るような人もいる。
辛さや苦しみを味わうことは、それ自体が、『不幸』とはいえない。
あなたが大事な人を、同じ苦しみに合わせたいと思いますか?
辛さや苦しみを味わったなら、同じ苦しみ味わっている人に、少しでも和らげられるようにして欲しい。