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手話を習い始めた

大学の途中から手話サークルに所属してみるも、他の活動を言い訳にあっという間に幽霊部員になり、そのまま卒業。

あるのは2.3回の学習会の記憶と、参加してすらない文化祭の打ち上げに行った記憶のみ。笑

「一度きりの人生、せっかくだから新しい言葉や文化を学ぶのもいいよね。」と思い、2年ほど前に手話の学習を始めてみることにしました。



手話サークル探し

その時はちょうど上の子の育休中で、第二子妊娠中でもあったので、

  1. 家からすぐ行ける。

  2. 休日に活動している。

  3. 講師や会員に聾者がいる。

この3つの希望が叶えられる手話サークルがあればいいなぁと思いながら探していました。

1.はもう私の中では、通院・買い物・娯楽、何をするにも第一条件になっています。
出産後はとにかく時間の貴重さを思い知ったので、「近いは正義」をモットーに生きています。笑

2.は、上の子を連れて行くと学習に集中できないため、土日は家にいる夫に預けたいからです。
また、育休復帰後も続けるためには週末でないと難しいなと思いました。

ただこの条件が一番難しかったです。
平日の昼間に活動されていたり、
お仕事終わりの人向けに平日の夜19:00〜だったり…。

復職したとき、平日の昼間だと参加できないし、19:00〜だと家事育児で一番忙しい時間に家を空けなければならないし…。(そしてそもそも夜家を出て活動する気力が自分にはない。汗)

この時点で地元の連合に登録されているサークルの中で、今のサークル以外は全て候補から脱落してしまいました…。

3.は、見学してみて分かったのですが、やはり聾の会員や講師の先生がいると、表情の付け方などとても分かりやすく見せてもらえるし、本物の(?)手話を読み取る機会があるし、とてもいいです!

学習のモチベーションがとっても上がります。分からないことはすぐ聞けるし、ありがたい環境です。

サークルによっては聴者同士が雑談したりレクをしたりするだけで毎回なんとなく過ごしてしまう…というところもあるみたいですが、

入会したところは毎回学習テーマがあり、レベル別にグループ分けして学習するので自分なりに手話でやりとりする機会があったりして楽しいです。


見学の電話

色々調べてようやく見つけたサークルに見学の申し込みの電話をすると、

「よくうちの電話番号わかったね!笑」
「え、初級講座を終えて紹介されてかけてきたんじゃなくて、自分で見つけて連絡してきたの?」

という反応でした。笑
みなさん地元の初級講座を終えてこちらに入会している方が多いようで…。
指文字すら怪しい私が自力で辿り着いたことに驚きつつ、優しく迎えてくれました!

入会決定

見学に行って、みなさんの学習熱心な様子と優しい雰囲気にとてもやる気が出て、その場で入会しました!

ちなみに毎週末活動があるわけではなく、公民館の部屋の予約が取れた週末のみ。
今のところサークル以外に何か練習をしているわけではないので習得までの道のりは長いですが、

ゆる〜いペースで長〜く続けることが一番自分に合っていると思うので、このまま頑張ります!

家族の反応

夫は、

「いいじゃんいいじゃん入っちゃいなよー!」(軽っ)
「たまには1人で何かするの大事だよー!」

と、とっても肯定的な反応を示してくれて…。
貴重な休日の午前がワンオペになるのに、嫌な顔せず送り出してくれました。

一方私はあなたの試合のときはぐちぐち言ってしまうんだけど…ごめんね。笑

子どもたちはもちろん手話のことなど全く知らず。
でももし小学生ぐらいになって興味があるようだったら、私と一緒に連れて行こうかな〜!


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