復職訓練③働きかけることが苦手
職場で仕事をしていると、自分から色々言わなければならないときが結構ありますよね。
私は自分から色々人に働きかけることが苦手なので、
“言ったほうがいいけど言うか迷う“
“聞いたほうがいいけど聞くか迷う“
そんな場面が多いです。
苦手といっても、仕事上働きかけることは必要なのでドキドキしながらもやるのですが…
どんな場面で苦手だなぁと感じるのか、自分で振り返ってみました。
実は挨拶も苦手
もう本当に、教員として以前に大人としてどうなのか…?という感じですが、昔から挨拶は苦手です。
前に人にその話をしたときは「全然そんなふうに見えないのに」と言われましたが、
挨拶はもちろんするけど、毎回緊張するんです。
朝職場で先生や子どもたちに会ったとき、職員室に入るとき、退勤するときなど、
毎回毎回「さぁ言うぞ。」みたいにタイミングを見計らっているし、
言い終わった後はちょっとホッとしています。
今は訓練中なので、他の先生たちと違うタイミングで行動するため、挨拶するときはいつもより「よし今だ〜!」感があります。
ちなみに勤務校で毎年行われている挨拶運動(挨拶週間)はちょっと嫌だなぁと思っているし、
日本人じゃない先生にハイパワーボイスで挨拶されたときも心臓がドキドキします。笑
忙しそうな人に話しかけること
これも苦手です。
年度途中で復帰したので、色々と分かっていないことが多く、聞かなければ仕事が進まないのですが…
「お忙しいところすみません…!
5分ほどで終わるお話なのですがご都合の良いときありますか?」
と話しかけまくる日々に疲れています。
職場に長くいられない分、他の先生に聞いたり話たりする用事はすぐに済まさなければなりません。
忙しくても快く応じてくれる先生が多くありがたいのですが…
ときどき、
“忙しいから話しかけてくれるなよ“オーラ満載の先生を見ると、必要なことなのにタイミングよく話しかけられないことがあります。
そして結局話すのが直前になってしまい嫌な顔をされてしまうことも…。
「自分だけない」とき
職員Tシャツのアンケート、行事の弁当の申し込みの回覧、飲み会の出欠の回覧など…職員室って色々回ってきませんか?
休職していた関係で、自分の名前が名簿から抜けていたり、回覧が来なかったりすることがあります。
そんなときに担当の先生に声をかけると、ものすごく謝ってくれるので、逆にこちらが申し訳ないです。
お金関係のことを聞くとき
本来なら休職中は支払いが止まるはずのお金が毎月引き落とされていたことがあるのですが、
聞くに聞けず悩んだこともあります。
ネガティブな発想なのは分かっているのですが、「休んでいるのにお金のこと気にする元気はあるのね」って思われたら嫌だなぁ…と思って聞くのを躊躇っていました。
「気にしない」のは無理
色々気にしてしまうが故に働きかけるのが苦手になっているので、
復職訓練を始めるときは
「人のことを気にしすぎない!」と意気込んでいました。
けれど最近は、気にしてしまうことも、働きかけるのが苦手なことも、私の性格なのでなかなか変えられないなぁと思っています。
でも最近は周りの人たちから、
「私も人に話しかけるの実は苦手だよ」
「あきさんはそれでも業務に支障でてないし充分だよ」
と言ってもらい(ありがたい…)、
もうこの性格を無理やり変えるのはやめよう!とようやく思えました。
自分の苦手を一生懸命潰さなくても、できるところをのばしていけばいい
それは教員として子どもと接するとき、
自分の心の中に揺るぎない基盤としてあったはずなのに、
自分のことになるとなぜすんなりとそうは思えなかったのか…。