見出し画像

教員で良かったこと

子育てしながら教員として働くと、
正直大変だなぁと思うことばかりですが、

そんな中でも教員で良かったなぁ(or良さそう)と思うことを書いてみます!

ちなみに
「子どもの成長を間近で見ることができてやりがいがある」
「障がいのある子どもたちを学習・生活両面からサポートできる」

のような、志望動機に関連するような良かったことではなくて、

待遇面など、公には言えない感じだったり、そんなこと?!みたいな内容になっています。笑

教員で良かったこと

①給食がある

校種や地域によっては給食がない学校の先生方もいるかと思いますが…

今の勤務校は給食があるので、それがとっってもありがたいです。

  • 温かい

  • 栄養バランスがいい

  • 量もしっかりある

  • 自分では作らないようなメニューもある
    (季節の食材、揚げ物など…)

  • 料理と皿洗いが発生しない

  • 買うより遥かに安価

独身の時は給食のときぐらいしかまともなものを食べていなかったので、
給食に生かされている」と言っても過言ではありませんでした。

食べる時間が5分しかなかろうと、ゆっくり味わえなかろうと、給食はとにかく美味しくて幸せだなぁと思っていました。

また、(子どもがいる今は特に)朝昼晩ある食事のうち、昼の1回分考えなくて良いだけでとっても楽です!

作り置きで多めに作ったおかずも、お弁当などを作るとそれで消費されてしまいますが、給食がある違う日の朝夜ご飯に活用できます。

あとお弁当箱洗わなくていいのも嬉しい…。


②学校のことがある程度分かる

子どもが就学したばかりのママが身近に何人かいますが、

持ち物、配布物、宿題、友達関係、規則、先生との関わりなど…

保育園時代より色々手厚くないのと、
ほぼ子どもやお便り越しにしか情報が入ってこないので、
「色々なことが分からなすぎる…!」と話していました。

学校によって全然違うところもあるので、
教員だからといって子どもが通う学校のことが全部分かるわけではもちろんないですが…

こういう意図でこういうきまりがあるんだろうなぁとか、
図工の材料そろそろためておくかぁとか(笑)、


なんとなく学校のことや学習の内容がイメージできてると不安が和らぐよなぁと思っています。


③収入や立場が安定してる

働いているときにも実感していましたが、
これは産育休や病休に入ったときも感じました。

働けない期間にしっかり収入(正確にいうと育児休業給付金などは収入扱いではないですが…)があるため、病気や出産などで困窮することはあまりないです。

また、真面目に働いている分にはクビになることはほぼないので、家族を養っている身としては安心感があります。

そして収入が安定している=社会的信用があるとも言えるので、住宅ローンを組むときの審査なども若手にも関わらずかなりスムーズでした。


④長期休業期間の融通が利きやすい

実際にどのくらいの長さの休みを取れるかは、本人のキャパや職場の事情もあるので別として…

長期休業中は個人の裁量で休みを取れるのがいいところだと思います。

企業だと、順番に有給を取る形でお盆や年末年始を乗り切るところもあるようですが、

教員の場合、閉庁期間などはとくに他の人の休みを気にすることなく休みを申請できるので、ありがたいです。


自分の子どもが就学したら、長期休業期間の過ごしの場(自宅、学童など)を考えておかなければならないので、
その時期に仕事の融通が利くのはいいよなぁと思っています。

⑤賞与に多少報われる

正直、産育休に入る前までは残業しすぎていて、日々の残業分が賞与で相殺されているのではと思うぐらいでしたが…

それでもそれなりに支給されるので、この時期ばかりは「報われるわ…」と思っていました。笑


賞与って本当に「ここぞ」なタイミングで支給されませんか?笑

4月…信じられないぐらい忙しい。
5月…相変わらず忙しい、五月病も辛い。
6月…★忙しいけれど賞与で報われる。
7月…瀕死の状態で夏休みを目指す。
8月…★ちょっと長く休めて嬉しい。
9月…成績やらねば。
10月…行事モリモリ。
11月…(続)行事モリモリ。
12月…★忙しいけれど賞与で報われる。
1月…とにかく忙しいのに日没が早くて鬱々。
2月…成績やらねば。
3月…★もう記憶がないぐらい忙しいが、子どもの成長の喜びと1年間を終えた安堵感に包まれ、気付けば4月になっている。

毎年「もうだめだ、今年度で辞めないと体がもたない…」と思いながら働くのに、★のタイミングで「賞与と夏休みとやりがい」を投入されるもんだから、またまた頑張ってしまう…

みたいな感じ、私だけじゃないですよね?!
仕事にやりがいを感じたときが何よりも嬉しいですが、やりがい「だけ」では続かないので、

賞与の時期になる度に、仕事しててよかったなぁと思いました。


⑥日常的に体を動かし人と関われる

在宅勤務ではない分通勤は辛いですが、
毎日子どもと体を動かしながら過ごすことは楽しいし、退屈しません。

そして普通に教員として働いているだけでかなり体力がつくなぁと思います。

子ども・保護者・同僚・地域の方…とたくさんの人と関わることは時にストレスに感じることもありますが、
それでもやっぱり「1人で黙々と仕事をするより自分はこういう方が楽しいかな…?」と思うことが多いです。


小さな「良いなぁ」をにぎりしめて

今挙げたものは、それ一つでは教員を志望する(続ける)理由にはならないようなものばかりですが、

小さな「教員でよかったなぁ」をたくさん握りしめておくことで、救われることがあるなと思っています。


「退職せずに復職する道を選んだのは間違いだったかな」と思うことは実は何度もあって。

でも復職訓練を受けてみると、
「やっぱ給食美味しいし楽だし最高だわ…復職目指して良かったじゃん私…」となっている単純な私です。笑


教員で良かったことを探しながら、復帰を目指します…!


いいなと思ったら応援しよう!