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『いっちょやってみっか』の記録 その3:ピアスを開ける


なんでピアス?

いっちょやってみっかの記録、3つ目は『ピアスを開ける』です。
ふと思い立って10年ぶりに新しいピアスホールを作ってみることにしました。

若い頃はボディピアスにドハマりしていた私。
しかし、就職やら出産やら子育てやらでピアスどころではない生活を送っているうちに、ピアスホールはひとつ消えふたつ消え…
気が付けば生き残ったホールは耳たぶの1つだけになってしまっていました。

せっせと集めていたピアスたちもこれでは持ち腐れ。
幸い、今の私は服装・髪型・アクセサリーは完全に自由な環境にいます。
子供も、母のピアスを問答無用でむしり取るなんてことはしない年齢にまで成長しました。

ならば…やるしかあるめぇ。

用意したもの

ピアスを開けるのに必要なものといえば、ピアッサーかピアッシングニードル。
手軽さで言えばピアッサーに軍配が上がるのですが、痛みの少なさやホール完成までの早さならニードルのほうが断然優れています。
今回は「久しぶりだし、せっかくだからどっちも使ってみよう!」と考えて両方ネットで購入してみました。

ニードルは個人では入手できない時期があったのですが、近頃はちゃんとした高品質のものがネットで購入できるので助かりますね。
ちなみにニードルというのは下記のような、文字どおりピアスを開けるための針です。

そして、もうひとつピアッシングには欠かせないものがあります。
それは化膿止めの軟膏。
昔はテラマイシンが主流でしたが、今はドルマイシンというものもあるんですね。
軽く調べてみたところ、どちらも大して変わりはなさそう…?
というわけで今回は近所のドラッグストアに置いてあったドルマイシンを使用することに。

あとは、ピアスを開ける部位を消毒するための消毒液、ピアスを開ける場所にマーキングするペン、ニードルの押さえとして使う消しゴム、サージカルステンレスのストレートバーベル。
このあたりは家にあったものをそのまま使い回しました。
(もちろん消しゴムもストレートバーベルも事前に消毒してます)

いざピアッシング

手始めに、ピアッサーで耳たぶをバチンとやっていきます。
取扱説明書には書いてありませんが、私はなんとなくピアッサーにも軟膏を塗っておきました。

マーキングした点にピアッサーの先端を合わせたら、思いっきりバチン!
ピアスが貫通した瞬間のビリっとくる痛みと、あとからやってくるじんじんとした痛みと熱感。
あー、そうそう。ピアッサーってこんな感じだったよねーとなんだか懐かしい気分に。

続いて、耳の上部の軟骨部分、いわゆるヘリックスにニードルでピアッシングしていきます。
消毒とマーキングを済ませたら、ストレートバーベルにたっぷり軟膏を塗ってスタンバイ。
ニードルを軟膏のチューブに突っ込んで、外側も内側も軟膏まみれにしたら準備完了です。

ピアスを開ける部位の裏側に消しゴムを当てて、マーキングした点にニードルを刺します。
ニードルは先端が鋭いので、ヘリックス程度の薄さなら軟骨でも余裕です。
貫通したらニードルのおしりにバーベルをくっ付けて、そのままホールに押し込んでおしまい。

自戒のために書きますが…
ファーストピアスとして使うバーベルは「こんなに長くなくてもいいんじゃない?」と思うくらい長さに余裕があるものがいいです。
ピアッシング後の軟骨は想像以上に腫れます。そして、バーベルが短すぎて食い込んでしまって仕方なく長めのバーベルと交換する時は、ピアスを開けるときよりも格段に痛いです。

あとは刺激しないようにするだけ

ピアッシング完了後はできるだけ触らず、なんなら存在を忘れるくらいの気持ちで過ごします。
着替えのときに洋服に引っかけないように気を付けるくらいですかね。

アフターケアも、お風呂のときに体を洗うついでにピアスホールにも泡をつけて優しくシャワーで流すだけです。

まとめ

ピアッサーでピアスを開けるのは本当に久しぶりだったため、かなりドキドキしました。
一瞬勇気を出すだけでファーストピアス装着まで済むのはお手軽でいいけど、あのバチン!という音は慣れませんね…。

手間はかかるけどニードルのほうが痛くないし思い通りの場所に開けられていいな、と再確認したのでした。






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