2022年10月の記事一覧
世界は「赤」を思い出した
久しぶりの一家団欒だった。テレビをつけると、エンタの神様がやっていた。僕は普段テレビを見ないので、とても懐かしく感じる。
テレビは色鮮やかに輝いていた。日本のバラエティはいつだってそうだ。
過剰な色。
過剰な演出。光。
ギラギラと、彩色が迸る。
ぎゃはぎゃはと、姉さんが笑っている。
混沌のような、色の海。
バナナマンのコントが終わる。
姉さんは笑っているが、父さんと母さんは面白くなかった
ポルノポリスへようこそ
ここは東京、エロの街。エロを学習したAIにより都市が生成され、ロボットは官能的なポルノ・ビルディングを組み立てていく。道が、家が、部屋が、広場が、都市の全てが発情していた。
俺はピンク色に光る渋谷の通りを歩く。渋谷駅を彩るレリーフは八宮めぐるに似た女がパイズリをする表情を讃えている。
彫刻。東京は彫刻が並ぶ街だ。それらは全て生殖行為を楽しんでいる。パイズリ、フェラ、足を絡めた正常位イチャラブSEX