美容室で過去を捨てる
前回、2ヶ月半以上髪を放置してしまって、すっかり心が闇落ちしたという経験を全く活かすことなく、今回もまた2ヶ月半以上放置してしまった。
あ、でも今回は、訳あってどーしても「3月31日」に髪を切ってもらいたいと思っていたので、前回よりは闇落ちの程度はひどくなかったと思う。プチ闇落ちはしたけど(苦笑)。
訳あって、の理由のひとつは「年度末だから」。
何言うてんねん!? と思われるかもだけど・・・この美容室、平日でも本当にいつも大混雑で、昼過ぎに伺っても、帰宅する頃にはとっぷり暮れていたりするのだ。
会社勤めの方でも混雑を避けるため、仕事を休んで平日にいらしている。ならば、その会社員さんたちがお休みを取りにくいであろう「年度末」は、ひょっとして空いているのではなかろうか?
結論:私、大正解!(笑)
おかげさまでサクッと切っていただき、サクッと帰宅することができた。
もうひとつの理由は今は明言を避けるけど、やっぱ、髪を切るとスッキリするよね。毛先にたまった水毒さん、さようなら。本当に私、髪が伸びると闇落ちするので・・・(苦笑)
これは2〜3日前の「夜桜&ハーフムーン」。
仕事から帰るタイミングで、近所の桜さんを撮影させていただいた。私が10年来懇意にさせていただいてる桜さんだ。(注:懇意について。この桜の木には、通りかかるたびに、季節を問わず必ず挨拶をさせていただいている。ぶっちゃけ、お気に入りっつーか、推しっつーかね。笑)
昨年、ちょっと花のつきかたがまばらだったので心配してたんだけど、今年はもうフルスロットルで満開だ。この桜さんの前を通るたび、
「ほんまキレイやねー!」
「サイコー!」
などと称賛しまくっている。
桜さんにとって、昨年の「不作」(花のつきかた)はもう、どうでもいいことなんだろう。
今日、美容室でもそんな話題になった。美容師先生曰く、
「過去にこだわったらアカン。過去なんて無意味!」
と。
それでもどうしても過去にとらわれてしまうなら、考え方をこう変えればいい。
たとえば、すごく嫌なことがあったとする。どう考えても、相手が7割悪くて、こっちは3割くらいしか悪くない、と思っているなら。
真実はどうあれ「自分が7割悪くて、相手が悪いのは3割」と思え、と。
とにかく相手の方が悪いと思っている限り、脳の中にずっとその嫌なことが残ってしまう。真実なんてどうでもいいから(笑)とにかく、自分が7割悪いことにしてしまえ、と。
すると、その記憶がもう、どうでもいいものになるという。
これは私も経験から納得できる話なのだ。機能不全家族に育った私は、とにかくアル中DVの父親が諸悪の根源だとずっと信じ、父親を憎むエネルギーだけでなんとか生きながらえてきたようなものなんだけど、
「でもきっと、お父さんも、親にいろいろやられたんやろなー。
せやのに、結婚して、私を生み出してくれて、葛藤めっちゃあったんやろに、どつき回しながらでも、社会に送り出してくれたんよなー。死ぬほど嫌ってごめんなー。」
と思ったら、なんだか楽になったもんなぁ。
とにかく、過去にとらわれていても、なんもいいことはありゃせんよね?(笑)
年度末は、そういう意味でも良い区切りだったかもしれない。
明日からは、もう、これからのことしか考えない!
これからの幸せに、乾杯!