
懐かしい、焼きそば
こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。
焼きそば。
麺類は大好きなので、よく食べるのですが、焼きそばに限っては、それほどでもありません。
最後に食べたのは、いつだったかなあ。
数年前に行った居酒屋さん。そこでオムそばを食べた記憶があります。
オムそばは、焼きそばのカテゴリーに入るのかな。とりあえず、入れておきましょう。
先日、お昼ご飯として食べた焼きそば。
見た途端、子供の頃を思い出しました。
飾り気のない焼きそば。
キャベツとお肉がたっぷり。
少しだけ、イカの切れはしが入っています。
母が作ったのかと思うくらいでした。
口に入れると、予想通りの味。
郷愁を誘います。
歯ごたえのあるキャベツの芯。
ちょっと固くなってしまったお肉。
ムラのある焼き加減。
舌で味わえる、美味しいものではなかったかもしれません。
それでも、私は満足しました。
食べるほど、小さい頃の思い出がどんどん湧き上がってくるのです。
夏に汗をかきながら、ハフハフして食べたこと。
お祭りで友達と分け合った、濃い味。
キャベツの含有量が多すぎて、笑えたこと。
紅生姜の目立ちすぎる色が、目の前に迫ってくるようでした。
昭和の世界にトリップしたような感覚。
モノクロ映画を観た気分です。
郷愁と平安。
静かで穏やかな気持ちになりました。
同じものを作るのは、かえって難しい。
貴重な焼きそばを食べることができて、良かったです。
誰もが持っている、思い出料理。
時々でいいから、味わいたいですね。