風景
我が家には、カレンダーがたくさんあります。
壁に掛けてあるものだけで7つ。
卓上カレンダーは2つです。(ごみカレンダーは除きます)
これは、予定を確認したいからではありません。
カレンダーの写真を眺めるためです。
好きな絵や写真をたくさん飾りたいけれど、スペースには限りがあります。それだけで壁を埋め尽くすわけにはいきません。
ある程度、選んで飾っています。時々入れ替えをしますが、結構大変。
そこで、カレンダーの出番なのです。
月替わりで、色々な風景を見せてくれます。
例えば、リビングルーム。
ユネスコ世界遺産シリーズと、北海道の風景が掛けられています。
6月は、両方ともみどり色が目立つ景色。
世界遺産は、ミクロネシア連邦にある巨大建造物の遺跡群。
鮮やかな木々のみどり色と、空が映るほど澄んだ海の透明感がすばらしい。
北海道は、小清水原生花園にあるエゾスカシユリの群生。
青い空に向かっているかのような、橙色の華やかなユリ。
目を奪われる美しさです。
リビングルームは、一番長い時間を過ごすところ。
ここで目にする風景写真は、気持ちをほっとさせてくれます。
洗面所にあるカレンダーは、動物シリーズ。
6月は、アフリカゾウの親子。
広い草原と、見慣れない樹木。ゾウの近くにいる真っ白な鳥。
日本にはない景色を楽しんでいます。
電話機のそばには、電車シリーズ。
友人の「鉄ちゃん」からもらったカレンダーです。
6月は、フルーティアふくしま 磐越西線。
翁島から磐梯町を結んでいる電車です。
みずみずしい田んぼと、どっしりした山を背景に、2両編成の赤い車両が走っています。
そのコントラストが素敵なので、思わず「乗ってみたい」と口に出していました。
見るたびに行きたくなる。
実際にこの眼で見たくなる、そんな風景ばかりです。
感動するためだけに、美しい景色を見に行ける自由。
今は、それが叶わない状態です。
カレンダーで、旅行気分を味わっているのかもしれません。
来月は、どんな驚きをみせてくれるのでしょうか。楽しみです。
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