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ハントンライス
こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。
私は食いしん坊です。
たくさん食べるのはもちろん、できれば色々なお料理を試してみたい。
レストランに行ったら、珍しいもの、食べたことが無いものを探して注文するようにしています。
先月も、そうやって初めての料理に出会いました。
ハントンライスです。
名前だけでは、どんなものなのか全く見当がつきません。
ライスは分かるけれど、「ハントン」?
これは、注文するしかないでしょう。
調べてみたところ、金沢の名物料理とのこと。
何度か金沢を旅行したことがありますが、全く存在を知りませんでした。
特徴
ケチャップで味付けしたバターライスの上に、半熟の薄焼き卵と白身魚のフライを載せて、タルタルソースをかけたもの。
いかにも洋食、という感じですね。
ケチャップライスの他に、チキンライスとかベーキライスにしたり、白身魚ではなく、エビフライをのせたりするらしい。
ソースも色々です。
ケチャップ、マヨネーズ、デミグラスソース。
玉子の使い方もさまざま。
半熟の目玉焼き、スクランブルエッグ、薄焼き卵。
自分好みのお店を見つける楽しみがありそう。
このお料理の由来が面白い。
1960年代に、金沢で人気のパン屋さんが、街の中心地である片町にレストランを出店する際、洋食部門のシェフと考案したもの。
当時の料理長が、修業時代に賄いとして食べていた料理をヒントにして、若者に受けるように、味つけをケチャップに変えたとのこと。
どんな賄い料理だったのか、気になりますよね。
ご飯をパプリカとバターで味付けして、余ったまぐろのフライを載せたもの。
これはこれで、おいしそう。
ハントンライスの「ハン」は「ハンガリー」、「トン」はフランス語で「まぐろ」。併せて名付けられたそうです。他にも色々な説があって、本当のところは分からない。
今では、ハントンライスという名のもとに、アレンジされた料理があちらこちらにあります。それは、金沢だけに限りません。
実際に私が食べたのは、栃木県にある道の駅でした。
店員さんの中に、金沢出身の方がいるのかもしれません。
想像していたよりも、ボリューム満点のセットだったので、びっくり。
隠れて見えませんが、真っ白いライスの上にスクランブルエッグが載っています。
その上に、カレーがたっぷり。
そして、お魚のフライが2つ。
クリーム色のタルタルソースに、赤いケチャップ
てっぺんにバジル。
豪快な料理です。
ソースをカレーにしてしまうところがすごい。
これにコーンスープとサラダ、ミニデザートがついて、980円。
コストパフォーマンスが良すぎます。
がっつり食べたい人にはおすすめですよ。