薪ストーブのある、古民家ギャラリーカフェ
こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。
先月、イラストレーター柊有花さんの個展を見に行きました。
初めて降りる駅。
知らないまち。
新しい経験は、ワクワクします。
個展会場の方からおいしいお菓子屋さんを教えてもらったりして、予期せぬ楽しみを味わうことができました。
noteのネタにもなったので、一石二鳥です。
ラッキー。
そして、今回も同じ日の出来事をご紹介しますね。
★古民家ギャラリーカフェ★
個展会場のすぐ近くにある、がっしりした建物。
木の看板に引かれました。
重厚なドアを開けると、広々とした空間が出迎えてくれたのです。
目に飛び込んできたのは、薪ストーブ。
思わず、「わあ、すごい」と声を上げていました。
「お好きな席へどうぞ」
平日の15時という時間帯だったせいか、店内は私1人だけ。
高い天井。
木のカウンター。
ゆったりとした4人掛けの席。
会議ができそうなくらい、長いテーブル。
奥は、舞台になりそうなスペースでした。
実際、ライブをやることもあるそうです。
私は薪ストーブが大好きなので、そのそばに座りました。長テーブルです。
「写真を撮ってもいいですか?」
ウキウキしながら尋ねました。
「どうぞ。火を入れましょうね」
「いいんですか? 私1人しかいないのに」
「もちろん。薪ストーブは、火を入れたところを見てもらった方がいいから」
その笑顔がとても優しくて、気持ちが温かくなりました。
「栗のイガを入れると、よく燃えるんですよ」
「知りませんでした。面白いですね」
憧れの薪ストーブ。
明るいオレンジ色の火が燃え上がっています。
とてもきれい。
力強くて、しっかりとした存在感。
見とれてしまいました。
注文したのは、「ドロステココア」
初めて聞く名称です。
「どんなココアなんですか?」
「それは、メーカーさんの名前なんですよ。おいしいから気に入っているんです」
ココアといえば、バンホーデンしか思いつきません。
ドロステココアの会社も、オランダのチョコレートメーカーでした。
作家さんの個性的なカップで飲む、ココア。
そばには、薪ストーブ。
全身がホワァッとなっていく様です。
コクがあるのに、まろやか。
甘みがあるのに、ビター感も健在。
久しぶりに、本格派のココアを堪能しました。
ここでは、なぜか携帯を開く気にならなかったのです。
ただ、この場の空気に身体を委ねる。
穏やかで静かな佇まい。
贅沢で潤いのある時間でした。
ギャラリーカフェですから、普段は展示品が置いてあるそうです。
今回はちょうど終わったばかりなので、素の状態でした。
だからこそ、のんびりできたのかもしれません。
また行こう。
そう思えるカフェが増えるのは、嬉しいですね。
次回は、パートナーか友人を連れて行くつもりです。
お店情報
★ギャラリー青らんぎ★
〒187-0032
東京都小平市小川町2丁目2051
042-345-3532
JR武蔵野線 新小平駅 徒歩7分
西武拝島線 小川町駅 徒歩12分
展示をしたい方、演奏したい方にもおすすめですよ。